2015年5月13日水曜日

土星と木星を撮る


台風が通り過ぎた後は大気が澄んで惑星が良く見えるので、仕事から戻って庭に望遠鏡を出す。
庭からは自宅が邪魔をして北極星が見えないから、方位磁石と傾斜計で極軸をだいたい合わせる。赤道儀のコントローラーもだいたいの設定で良いことにする。
惑星の撮影は一眼レフの動画モードで約1分間の動画(ムービー)を撮影し、パソコン上で1枚の静止画に合成する。望遠鏡で大きく拡大した惑星の像は、大気のゆらぎによってひずみ、膨張してゆらゆらと揺れて見えるので、こうした処理が必要になる。
口径200mm,焦点距離2000mmのシュミットカセグレン望遠鏡に焦点距離15mmの接眼レンズを使い、EOSkissX5で動画を撮る。X5のデジタルズームでさらに3倍に拡大。撮影時間約1分。フリーウェアのRegistax6を使って合成するが、X5はMOV形式のファイルを作成するので、これをJ無料ソフトFree Video to JPG Converterを使ってJpeg形式の静止画に分解する。RegistaxはAVIとmpeg形式の動画が読めるはずなのだが、コーデックの不適合で上手くいかないから、私は静止画に分解してしまう。1分間で1800枚ほどの静止画が作られるので、上位300枚ほどをソフトに選ばせて合成。
このソフトは奥が深い。使い方を研究しなくては。

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