2015年5月17日日曜日

うどんげ


 季節がら最近のびーさんで鳥撮の収穫は無い。上は家の前の公園に居たカワラヒワ。まわりの雰囲気が良いので掲載。
庭の梅に枝に枯れた松葉がひっかかっていて、よく見ると小さな芽のようなものが生えていた。
 寄生植物かなぁとか考えたが、とりあえず博物学系に強い友人に携帯メールで画像を転送する。すぐに返ってきた返信によれば「うどんげの花」だそうな。
仏教経典では、優曇華は3000年に一度咲くありがたい花だそうだが、私が見つけたのはクサカゲロウの卵である。なんでこの卵がウドンゲなのかはよくわからない。
 植物ではなくて、昆虫の卵であるというので顕微鏡でのぞいてみた。
なるほどこれは卵だな。細い糸状の根元は、木の根っこのようにしっかりと松葉にへばりついている。
 左は根っこをピンセットで外したところ。粘液が固まったようなガラス状のものである。
この「うどんげ」は吉兆とも凶兆とも言われるのだそうだが、3000年に一度の花になぞられるくらいなのだから、何か大きな変化があるという事なのだろうか、なんぞと迷信深くさせられる。

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