久しぶりの更新に物騒なお題だが、先週の土曜日に端材で木箱を作ったというお話。
8月から作っていた作業小屋がようやく終わりに近づいたので、あまった材料で簡単なものを作ることにした。資材や道具の整理に木箱が欲しい。長さ1.8m、巾182mm、厚さ12mmほどの野地板を利用する。ネットで木箱を調べると、野地板のような薄い板を上手く組み合わせた例を見つけた。それが木製の弾薬箱だったのだ。よく観察して構成を想像すると、この素朴な形状が単純な工作だけでしっかりしたものになるように工夫されていることがわかる。
3DCGソフトを使って組み立てのシミュレーションを行い、ノートに寸法関係を整理した。同じ形状の4枚と2枚を作れば6面体の箱になるのだが、胴の補強板が面どおしの貼り合わせを容易にし、さらに箱をしっかりしたものにしている。さすが弾薬箱である。量産に好適な設計ではないか。溝を掘ったりする必要も無いし、寸法の精度も要求しない。
接着剤と短い釘で簡単に作れたのだが、フタがえらくきついものが出来上がってしまった。板厚が不ぞろい等々、不出来の言い訳はあるのだが、コツはつかんだので次はもっと上手くできる。野地板はまだあるから友人のために完成度の高いものを今週末に作ろう。カーキ色のステインで塗って、弾薬箱らしく仕上げようか。
今夏から夢中になって作った作業小屋の経緯を本ブログに整理しておこうと思う。
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