2011年10月2日日曜日

トビとカラスとスズメの日(富津岬4日目)


今日も来ました富津岬。午前中は曇天。ときおり陽が射すかと思えば雨粒が落ちたり。渡りの条件としては良く無いとの事だが、それでもはるか上空に十数羽、なんとか双眼鏡で確認できたので来た甲斐があったというもの。

本日携えた獲物はBORG100ED+AF1.7xにレデューサー0.63xを追加したもの。焦点距離685mm F6.8。短焦点化して長焦点化するという画質劣化の元をダブルに重ねる方法だが、オートフォーカスアダプタの1.7倍をレデューサーでキャンセルしたいということ。結局渡る鷹を撮ることはできなかったのだが、この構成は半自動オートフォースなので、手動で大まかに合焦する練習が必要。トビとカラスの井戸端談義で撮影練習。遠くて声は聞こえないからセリフは想像です。

「だんなぁ、トビの旦那ぁ」
「おぅ、カラスのかー公じゃねーか」 

 「今日も来てますねぇ、カメラ持ってる連中」
「あぁここんとこ多いよなぁ」

「不思議なんですけどね、なんであいつら俺たち撮らないんすかね」
「あいつらは鷹を撮りにきてんだよ」
「旦那だって鷹の仲間じゃーないんですか」
「まぁそうだけど、スズメだのカラスだの俺たちゃいつもここいらへんに居るからね」 
「トンビが鷹を産むってぇ言うだろ、トビなんざぁ撮る酔狂はよっぽどの初心者だぜ」 
 「なんか今日の旦那は、とっても自虐的ですねぇ」
 「気を遣って撮らなくてもいいよ。それにしてもこの水なんとか飲めないかな」
 「気にするなって...」







で..総括なのだが、対岸の遠景を撮ると画質劣化は結構認められる印象。比較的近距離だった水のみ場のカラスは良く撮れたから、シーイングが悪くて遠景がだめなのかもしれないが、レデューサー作戦はもう止めとこう。

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