終日雨。長焦点の望遠鏡を作り始める。事の始まりはネットでレンズの単体売りをしているサイトの発見だ。口径79mm焦点距離930mmの2枚構成のレンズなのだが、前の1枚がLASF010、後がFK01という硝材。これはEDとかSDと呼ばれる色収差の少ない高級品。このレンズが1万円しないんだから買っちゃうよね。
800から1000mmクラスの望遠鏡は持っていない。その下も上もあるから、ここがちょうど空いているゾーンなのである。レンズを納める枠(セル)をどう作るか、旋盤を持っていないから発注しようかとか悩んでいたら、BORGの部品73002がぴったりはまることがわかった。この部品は1000円くらいだから非常に幸運。ついてきたぞぉ。とぶつぶつ独り言を言いながら鏡筒を何で作るかに歩を進める。
家にある円筒状のものを片っ端から採寸していたら、庭にころがっていた塩ビ管(VU65)の外径がだいたいBORGの80φ鏡筒の内側にすっぽり入ることを発見する。これは透水マスを作るときにホームセンターで買ったものだ。おお..天佑我にありとはこの事だろう。
手持ちのBORG ED100鏡筒の接眼部をそのまま使えば労を少なくするから、塩ビ管で筒長さを延長するという方針を立てる。さて、930mmの屈折望遠鏡はどのように見えるのだろう。
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