試験前というと、小説を読みたくなったり何やかや勉強以外の事がしたくてしかたなくなる。これは学生の頃からの困った習癖。
だいぶ前にネットで購入したレンズと、買いためた..というか買い貯まったBORG部品を組み合わせて上のようなものを組み立てた。黒いフードはボール紙でできてる。
メインのレンズは口径79mmの接合レンズだが、硝材がとても良いもので、貼りあわせた2枚は、それぞれLASF01とFK01だから色収差が少ない(はず)。焦点距離が930mmと長いので、すぐ後ろにレデューサーレンズを入れて短縮する。メインレンズ購入と同時に買った口径57.5mm焦点距離104mm。この後ろに2インチサイズの天体用の接眼レンズ(アイピース)焦点距離25mmを入れて小さな望遠鏡にする。
いつもはこの後ろにカメラレンズを置くのだが、今日は直接カメラの撮像面を置く方式である拡大撮影法を採用した。カメラと接眼レンズの間には、ペンタックスの50/1.7の玉抜きした鏡胴(すべてのレンズを抜いたもの)を置いて、絞り装置として使う。
上の写真のように、開放で使うと光があばれて全くコントラストの不足した絵になる。F8と言っても、この玉抜き鏡胴の目盛りの話にすぎないが、このあたりで妥協できる感じ。
拡大撮影法は、接眼レンズと撮像素子の間の距離によって拡大率が変わってしまう。試写してみたらだいたいいつものEOS+EF400と同じ大きさの写野になっていたから、400mm相当なのだ。
次に、レディーサーとして使っていた口径57.5レンズの代わりに、ケンコーのクローズアップレンズN.o.2とNo.3を二枚重ねして置いてみる。
気のせいかこちらの方が良好な印象。焦点距離は800mmを少し切るぐらいになっている様子。
いずれにしても暗いなぁ。
レディーサーとして使ったクローズアップレンズを1枚にして、もう少し鏡胴を長くして、ペンタックスのAF1.7を使った直焦点撮影が良いかもしれない。目標焦点距離を800mmとすると、メインレンズの焦点距離が930mmだから、これを半分にするレデューサーを用意して、さらに1.7倍すればよいのだな。
実際に使ってみた水を飲みに来たアオスジアゲハの図。なんかもう一つですよね。
下はいつもEOS+EF400/5.6L。試行錯誤でレンズ遊びをしてみると、簡単にこんなのが撮れるというのは、実は大変なことなんだと思うわけです。
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