2014年2月1日土曜日

昆虫な私

あっという間に1月が終わってしまった。仕事がけっこうきつくてテンションがずっとあがっている。だいたいこういう時の方が趣味にも集中できることになっていて、子供の頃から試験の前は小説が読みたくなったりしたものだ。
良い天気だったのだが、そんなことを考えながら、僕は作業小屋にこもってひたすら木を削っていた。
 内憂外患ではないが、仕事も家庭も大なり小なり問題をかかえている。加工の手順と方法を考えながら、ひょいとそんな問題のひとうが頭をよぎったりすると、ひたすらこんな作業をしているのは何故なんだと自問したくなる。別に気を紛らわせたいとも思っていないし、気分転換がしたいと思っているわけでもない。
 目前の作業にも別に意味があるわけではないし、上出来でも不出来でもいいから完成させることだけが目的になっているような気もしないではない。
頭の中の大事な部分が活動を停止しているのだろうか。
アメーバーや昆虫のように見えざるものが作ったプログラムにしたがって動いている。

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