2014年6月30日月曜日

アオバヅク


 朝からの雨は昼近くにはあがって日差しも力強くなった。なんとなくけだるいものだから、昼食後にごろごろしていたら友人がやってきて、最近撮ったというヒキガエルのクローズアップ写真を見せてくれた。この人も近接撮影が好きで、なかなか上手い写真。
車で来ていたから、アオバズクの居る神社まで連れて行ってもらうことにした。到着するとカメラマンが一人も居ないものだから、どの木に居るのかがわからない。ブランコで遊んでいた子供たちに教えてもらって撮ったのがこの写真。非常に暗い被写体で、まったく動かなかったように見えたのだが、帰ってからパソコンで暗部を引上げると、首だけはずいぶん動かしていたことがわかる。
 子供たちの解説によれば、お母さんは巣穴で子育て中で、枝に居るのはまわりを見張っているお父さんなんだそうだ。それで警戒して首を回していたんだね。
カメラで撮っていたら、神社に散歩にきた大人や子供になにが居るのかたずねられる。とてもわかりにくい暗い場所に居るものだから、あれだと言ってもなかなか見つけられない。そのうちに我ながら視線のガイドがとても上手くなってしまった。
ごろごろと遠雷の音がするので車に戻って帰路についたら、突然の大雨になった。
左の写真の15時半は往きの写真で、青空が見える。その下の17時はたたきつけるような雨。その13分後は雨があがって周囲は再び明るくなった。
こういう天気が最近多い。熱帯のスコールとはこんな感じなのだろうか。

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