2014年9月28日日曜日

羽化場最後の1頭



 ツマグロヒョウモン羽化場の最後の1頭が羽化した。雄だったね。ウッドデッキの上に降りてしばらくじたばたしていたが、翅の形も綺麗に伸びていたから、問題無さそう。
すみれ畑は、すでに食い荒らされて丸ぼうず状態なのだが、未だ毛虫が5頭居る。蛹化してから羽化まで少なくとも10日程度かかるようようであるし、そうとうのんびり屋のこいつらは大丈夫なのだろうか。
 朝のびーすけ散歩は、なぜか歩きたがらない様子なので早々にきりあげる。作業小屋にて階段照明の製作に着手。
昼過ぎにびーすけを洗い、ついでに犬小屋も洗う。
夕方のびーすけ散歩で少し距離を伸ばしたが、やはりあまり歩きたがらない。道端の花を撮って帰る。主題の花だけでなく、背景のボケも大事に撮ろうと考えた。後ろに色彩の豊かなものが入るようにしてボケの彩りを豊かにしよう。

2014年9月27日土曜日

サメビタキかコサメビタキ

朝のびーさんで遠くにコサメビタキらしきを認める。持っていたオリンパスの300mmズームでとりあえず撮っておいて、帰ってから判別しようと図鑑を眺めたのだが、私にはコサメビタキかサメビタキか区別がつかない。この機材だとフォーカスに時間がかかる。いつものEF-400に比べてトリミングすると苦しい。など言い訳がましいけどこの程度の絵。
午後に干潟に出る。センターのフィールドスコープで干潟を観察していたら、対岸にバーダーが10名ちょっと集まっているので行ってみる。なにやら珍しいシギが居るのだそうだが、あれだと教えて頂いてもあまり良くわからない。

2014年9月23日火曜日

シーガルズの試合


地元オービックシーガルズの試合を観るために近くのサッカー場まで自転車で出かけた。
シーガルズはここを本拠地にしているXリーグ4連覇中の強豪である。先日ディアーズの試合を東京ドームで観戦したから、アメフトの試合を観るのはこれで2回目になる。
 試合そのものはシーガルズが危なげなく勝った。ディフェンスがたいそう強いことは私にもわかったような気がする。今日のハイライトは第2クォーターのRBによる95ヤードタッチダウンかな。
 前回の東京ドームの経験で、400mmの望遠は長すぎることがわかったから、今日はオリンパスの75-300を持ってきた。スポーツを撮る場合にズームはとても便利であることを実感する。シャッター速度優先でISOをオートに設定したが、天気が良かったのでISOがむやみに上がらず撮影は楽ちん。
あまり写真に夢中になっていると試合が楽しめない。試合を撮るのはもうやめて、撮るのはチアリーダーだけにしようか。

ヤマガラ発見


 朝のびーすけ散歩でシジュウカラの群れの中にヤマガラをみとめる。この公園にて御越冬頂きたくお願い申し上げます。
目の前公園ではツマグロヒョウモンが目立つ。下は庭の芝生で撮ったものだが、翅がまだ丸まっていて開いていない。拙宅で羽化した個体らしい。

2014年9月21日日曜日

羽化


 朝から秋らしい良い天気。ツマグロヒョウモン羽化場の1頭が黒くなって、朝から羽化がはじまりそうな気配。朝のびーさんの間はカメラのインターバルタイマーに任せておいたのだが、散歩から帰っても進展していない。一昨日は昼過ぎに2頭羽化したというから、今日も遅くなるのかもしれない。
羽化の時間が遅くなるのは、深いひさしの下に置いているからであり、直射日光が羽化の引き金になるのではないかと考えた。そこで11時過ぎに羽化場をそっと動かす。
 これが正解だったのかどうかは良くわからないが、無事に1頭は目の前で羽化してくれて、写真もたくさん撮ることができた。
サナギの殻はばりばりに裂けてしまっているが、これは脱皮が困難だったのかもしれない。羽化のタイミングを無理やり早めてしまったのだろうか。
 翅がすこしずつ乾いて伸びてくると、小柄な個体だと思っていたが普通の大きさであることがわかる。胸や胴も羽化の直後よりも大きくなった印象。
生まれたての翅は、まったく痛んでいないから、色あいが深くてとても綺麗だ。
 羽化を見届けていたら2時すぎになってしまった。今日はシーガルズのアメフトルール講習会を聴講に行くことになっているから急いで自転車でサッカー場に出かける。
 講習会は初心者を想定した丁寧な内容で、いくつか質問をして積年の疑問を解決することもできた。調べれば良いようなものだが、このスポーツにそこまでの関心はなかったのだよ。
講習会のあとでフィールドでボールを投げたり蹴ったりをさせてもらう。初めてやる遊びの飲み込みの速さには自信がある。スキーの時もスクールの先生に誉められた。今日もボールの握り方と指の離し方、野球のシュートのように手首を使うという説明で、2~3球投げたらまっすぐ飛ぶようになった。いつもこのあたりまではOKなんだが、私の場合ここから進歩しないことになっていて、スポーツはだいたいダメなのだ。

2014年9月20日土曜日

彼岸花に苦戦


 天気の悪い土曜日。襖と障子の張替をしようと思って、材料を買いに行くつもりだったのだが肌寒いから家にこもってDVDを見て過ごす。夕方のびーさんの頃には雨もあがったので、道すがら彼岸花を撮った。
何枚か撮影していると、いいなぁという印象を伝えるのが難しい花であることがわかってくる。
びーすけがつまらなそうだから、適当なところであきらめた。

2014年9月15日月曜日

DEERSを応援に行く


ツマグロ羽化場を作成した夕刻は、 アメフト社会人リーグの試合を東京ドームに見に行く。
私の現住所を本拠地にしているシーガルズは、この社会人リーグで4連覇中という強豪なのだそうだ。通勤の最寄り駅では時々チームの方がビラを配ったりしている。
かろうじて大まかなルールがわかる程度の私だが、来週本拠地の試合を見に行こうと思っていた。そんな折に、仕事でおつきあいのあるリクシルさんから自社チームの試合のご招待を頂いた。
 リクシルDeers対アサヒビールSilverStarsの試合を、Deers側応援者として参加したわけだが、配られたオレンジ色のTシャツを着て、チアリーダーの掛け声に合わせて、やはり配られた風船の棒を叩く。このスポーツの1つのプレイはほとんど一瞬で終わるので、プレイ間の仕切りなおしの空隙をチアリーダーの応援が埋める。これを繰り返すリズムが、なかなか楽しい。
鳥撮影用機材であるEF400を持って行ったので、スポーツ撮影というものに初挑戦する。学習した事を覚書にしておく。
スタンドで腰を下ろした場所から動かずに撮り続けたものぐさな写真だったが、400mmは少し長すぎたかもしれない。東京ドームの照明では、開放F5.6ではレンズが暗すぎる。もっと大きなレンズが必要だ。シャッタースピードは鳥用よりも遅く出来る。いくら鍛えた足で走り回るといっても鳥ほど人間は俊敏ではないのだ。クォーターバックがどこに放るのか予測してカメラをパンする博打は、だいたい当たらないので素直にボールを俊敏に追うことに集中したほうが良い結果をもたらす。クォーターバックのフェイクにひっかかるのもまた楽しい。(付記:肖像権等問題がありましたらご連絡ください。削除します)

羽化場

 玄関前のポーチ部分は、大きな入込になっていて雨がかからないから、ツマグロヒョウモンの幼虫はサナギになる場所として、ここは絶好の場所だと思っているらしい。
よたよたした毛虫が、頻繁に玄関前をウロチョロされるのは大変迷惑なのだが、あろうことか私のロードバイクの後輪でサナギになる奴まで現れた。 おかげで、この週末の三連休は自転車に乗れなかった。
玄関前はびーすけの昼寝の場所でもあるし、人通りも多い。といっても毛虫にわかってくれというのもせんないことだ。サナギになる前にスミレ畑に放り込むぐらいのことしかできない。
そのスミレ畑も、びーすけの主要動線の一部になっているから安全とは言えない。玄関前でごろごろしているびーすけは、知り合いが通りかかれば道路側まであいさつに出向く律儀なところがあるし、家人が出てくればオヤツのしまってある外部収納の前で尻尾を振らなければならない。
 そこで、サナギになるべき安全な場所を、ツマグロの大好きな玄関前に設置した。スミレ畑の危険な場所のサナギを、そっと台の上の羽化場へと移設することにしたのだ。ついでに羽化の瞬間を撮影させて頂く。(それが目的かい!)
というわけでこんなものを作ったのだが、これはサナギ牧場というか、羽化場というのか。カメラが狙っているせいか、なんとなく「奴らを高く吊るせ」という感じもする光景ではある。
ちなみにこのカメラ、CASIOのUX2800は、指定時間から1分間隔で写真を撮り続ける機能を持っているので、そうとう古い機種なのだが重宝している。

2014年9月14日日曜日

ArtRage4


 天気が良くて暑すぎないいい陽気になってきたが、なんとなくうとうとと過ごす日曜日かな。
午前中からタブレットで絵を描く練習をしていたのだがうまくいかない。ペイント系のソフトウェアをいろいろ試す。水彩表現や油彩表現、エアブラシといった画材が用意されたこの手のものではPainterが一番有名なのではないか。ネットからダウンロードして試用期間を使ってみることにする。少々重い感じがして敬遠。
 Kritaというソフトは無料。えらくお洒落なUIなのだが、これも少々重い。
水彩7は昔ライセンスを買ったもの。UIが一昔前の印象。水彩8が出ているらしいが使う気になれない。
いろいろ文句を言って、結局最終的に使ってみることにしたのがArtRage。国内ではイーフロンティアが代理店だが、ArtRage3のダウンロード販売をしていて、無料アップデートで3.5になる。約8千円の値段が付いていた。開発元のサイトからArtRage4が5千円でダウンロードできることがわかったのでこちらから落とす。多国語対応なので日本語で使える。iPad用は500円でアップルストアから。Winとデータ互換があってUIもほぼ同じ。ここいらへんが私の中では高得点。

2014年9月13日土曜日

800mmの手持ち撮影


 上は、カナヘビがガーデンパラソルの裏に貼りついていたところを撮ったもの。なにやら紋章のようでおかしい。サラマンダーだよ。
昨日まで雨模様の日が続いたせいか、公園にはキノコがたくさんはえていた。
 久しぶりに朝のびーさんではEF400を持ち出したが、鳥影まったく無く、最近やたら多いトンボを撮るはめになった。
優秀なオートフォーカスであっても、性能の悪い動体視力の組み合わせでは、なかなかジャスピンが残らない。右は数少ない1枚をトリミングしたもの。
 夕方のびーさんは、朝から出していたEF400にシグマの2Xテレコンを付けたものを携える。どうせ鳥は居ないから、マニュアルフォーカスしか使えないこの構成であっても口惜しい思いもしないだろうという気紛れだったのだが、焦点距離800mmの狭い視界を手持ちでまともに撮れるはずもない。
帰ってからPCで確認すると案の定な結果だったのだけど、オナガの1枚はちょっといい感じ。家にもどってバルコニーから月を撮る。800mmノートリミング。

2014年9月12日金曜日

ヴァロットン展に行く


 必要なデータが来週火曜日にならないと手に入らないことがわかったので、金曜日の午後は有給休暇にして、丸の内でやっているヴァロットン展を見に行くことにした。
東京駅の丸の内側に降りると、さすがに平日だけあってあまり人が居ない。路地のようなところに入るとさらに人影がなくなって、よくできた街区規模の模型の中を歩いているような気持ちになって愉快。
 この美術館の周りは丸の内再開発の一角にあたるが、古い建物を上手に使っている。
ヴァロットンという画家を知らなかったのだが、ネットの紹介文に惹かれたのと、この美術館に行ってみたいという気持ちもあって、半休にはちょうど良い寄り道だと考えた。
 フェリックス・ヴァロットンもまた浮世絵の影響を強く受けた画家の一人で、強調された輪郭と、抑えた立体表現。この人の絵を見ていると、リアリティを突きはなすと時間が止まって見えるのだなぁと思った。スナップ写真のような日常の光景の一瞬を切り取ったモチーフは、作者のこめた寓意がストレートに表現されている。とりわけ版画はそんなものが多い。版画の人物のデフォルメが古典的な西洋漫画によく見かけるもので、これは逆に後世に強い影響を与えたということなのかとか考える。
素人画評はこのくらいにして、税込1800円は少々高いが楽しめた。色々なことを考えさせてくれた美術展は、後々のために解説本を買うことにしている。しかし読んだためしはない。
私によくあることだが、美術展に行くと絵が描きたくなる。最近入手のWindows8タブレットで絵を描こうと思っていたこともあって、最近いろいろなスタイラスペンを試している。下の写真のようにいっぱい集まってしまった。
下の1.は筆型のもので、毛に銀のコートをして導電性を持たせたもの。2.はよくある塩化ビニル樹脂性の先端を持ったもので、これは昔中古で買ったWindowsXPタブレットに付いてきた。3.は携帯用のタッチペン売り場で見かけるタイプで、こういう売り場には4.のタイプのものが多いのだが、精密なポインティングが欲しい場合は3.のような形状になるらしい。5.は複合型ボールペン(4色とかシャープペン兼用とか)に携帯電話用ポインティングデバイスの機能を持たせたもの。ペン先を出さない下写真のような状態でタッチができる。
私のWindows8タブレットTW710で使えたのは1から3までで、4.5.は反応しない。4と5はiPadとアンドロイド携帯では反応する。これらはWacomのシンティックでも反応しなかった。これは電磁誘導式と静電容量式の違いなのだが、TW710 は両方使えるようなのだ。フリップとか指で操作するために静電容量式を備えつつ、正確なポインティングのための電磁誘導式も備えていることが仕様書で確認できたのだが、それなら4や5でも使えそうなもんなのだが、謎は深まる。

2014年9月7日日曜日

ツマグロたちとの週末(後編)


 朝からの雨で、羽化したばかりのツマグロたちは翅を乾かすことができない。気温もあがらないのでじっと耐えている。今朝は10頭くらい羽化したのではないだろうか。
 こやつは朝から同じ場所で全く動かない。玄関前の人通りの多いところなので避けて通っていたのだが、半日ほどで翅を横倒しにして倒れてしまった。触角にさわっても動かないから、死んだのだろうと考えて標本になってもらうことにした。(家人は標本嫌いなんだよな)
展翅台をバルサで急遽こしらえて、台の上に載せようと手のひらに載せたら..動く。死んでないね、おまえ。
というわけなので、標本化ではなくレスキューということになって、砂糖水を飲ませることにした。なんかもうダメっぽいんだが、明日まで様子を見ることにしよう。がんばれ!
 標本が手に入らないことになってしまったので、しかたなくというわけでもないが、芝生の上に落ちていたアゲハの翅の一部を
顕微鏡で見てみたのが右の写真。
鱗粉というだけあって、ウロコ状のものがびっしりと並んでいる。欠落している部分が多いけど、これは芝生の上で長いこと放置されていたのだからしょうがない。
こういう厚みのあるものの撮影は落射撮影の方がいい感じに撮れるのだけれど、お手製落射照明の白色LEDのせいなのか、全体にブルーがかかった不自然な発色。