2014年12月26日金曜日
グーテンベルグ(クレーター)
明日から9連休。早く家に帰れたので夕方のびーさんをしてから庭で月の写真を撮る。今日は望遠鏡ではなく、望遠レンズのEF600/4を使ってみる。有効径15cmの屈折式望遠鏡のようなものだが、色消しレンズの屈折式望遠鏡は10cmクラスでも10万円以上はする。EF600の有効径は15cmだから、これはかなり期待。
1.4倍(Canon製)と2倍(Sigma製)のテレコンバーターを使って、600mm,840mm,1200mmと焦点距離を伸ばしながら撮ってみる。1200mmはオートフォーカスが使えなくなるので液晶画面で画像を拡大してピントを確認した。
上の写真の左側の3枚は、等倍切出しのグーテンベルグ・クレーター。正確な比較とは到底言えないが、2倍テレコンは甘い画像になった。ピントだしをもっとシビアにやれば改善されるのか、コンバージョンレンズの限界なのか判然としないものの、トリミグを前提に使うのだから1.4倍(840mm)くらいがシャープでいいだろう。
グーテンベルグは鍵穴のような形をしたクレーターで、左側の縁が後から衝突した隕石によって破壊されている。このクレーター中央部の平坦な部分には小さな山がいくつかあるらしいが、残念ながら写っていない。そのうちなんとか撮ってみたいものだ。
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