2015年9月27日日曜日

十五夜


 十五夜である。しかも今年唯一のスーパームーンなのだ。
EF400/5.6に2倍のテレコンを付けてマニュアルフォーカス。月撮影用に使っていた10cmのマクストフではスーパームーンは写野に納まらない。
朝方は小雨があったくらいなのだが、夕焼けも出て、夜は快晴になった。でも お団子が無い。
下は夕方のびーすけ散歩で見かけたキタキチョウ(秋型)。
ヘルメット用ヘッドフォンがプラグのあたりで断線してしまったので修理する。直径2mmほどの中に3本も入っているものだから、電線が細くて苦労した。虫眼鏡に頼ったが、目が弱くなると細かい作業がつらい。

2015年9月26日土曜日

お誂えの品物


勤め先の年間休日計画によって、土曜日だが出勤。
神田川にかわいらしい小船が浮かんでいた。四周を道路に囲まれていると、まるでお風呂場のおもちゃだ。
電話もメールもほとんど無いから、たまっていた作業がはかどること。久しぶりに仕事らしい仕事をしたような気分。
帰りにホームセンターに寄って、バランスウェイトの材料を探す。当初はステンレスパイプを切って作ろうと考えていたのだが、建築金物のコーナーにある木造住宅用のアンカーボルトとホールダウン金物を組合わせると、ほとんど完成に近いものができてしまうことがわかった。おあつらえとか、あつらえた様なという形容がまさしくあてはまる。
後学のため構成材料を記録

      • ビス止めホールダウンU ¥427
      • 両ねじボルト M16×300 ¥246
      • 高ナットAF3050   ¥81
      • 丸座金 9×90 ¥843=281×3
      • 17-275アイナット ¥475
アイナット高いなぁ。要らなかったかも。

2015年9月23日水曜日

ポラリエ用 明視野照明装置の製作


 昨日と今日はポラリエ用の明視野照明を作っていた。ポラリエのオプションである極軸望遠鏡を覗くとスケールが見えて、この目盛りに視野の北極星を合わせることでポラリエの回転軸(極軸)を地球の自転軸(地軸)に平行にする。
しかし夜間は、このスケールがほとんど見えない。極軸望遠鏡の使用説明書には、「スケールが暗くて見えない場合はお手持ちのペンライト、懐中電灯などでポラリエ極軸望遠鏡の対物レンズ側をほんのりと明るくなるように照らしながら行ってください」とある。当初は私もペンライトでやっていたのだが、どうも使いにくい。
このペンライトの役目を果たすものが明視野照明と呼ばれる道具なのだが、どうもビクセンは作っている様子が無い。そこで作ることになった。
赤色LEDを5φの真鍮パイプの片側から差込んで、反対側には百均で買ってきたカクテルフォークの先端を折ったものを差し込んだ。このアクリル製フォークは先端がちょうど5φのパイプに入りそうだった。アクリルの中を反射しながら先端に導かれた赤色光が拡散するように、先端部分はやすりで表面を荒らしてある。
トグルスイッチや電池ボックス、60Ωの抵抗など、すべてありあわせのもので間に合った。トグルスイッチを片側に倒すと明視野照明のスイッチが入り、反対側に倒すと白色LEDのクリップライトが点灯する。白色LEDは極軸望遠鏡のダイヤルや水準器を確かめるためのもの。
今日は一日こんなことをしていたが、朝のびーさんではキビタキを一瞬だけとらえることができた。


2015年9月22日火曜日

ヒタキ類来園


 コサメビタキの幼鳥かなぁ。ムシクイが現れたという話も聞いていたのであるが、ここいらの判別は全く自信がありません。
 虫を食べているところ、ムシクイなのか? いや大雨覆の白い縁取りはヒタキっぽい。クチバシは太めだし。
 右はキビタキの若鳥と教えてもらって撮ったもの。したがって、これはキビタキである。(なんか主体性無い)
さっき別の場所で撮ったコサメビタキ?と似ているような気もしますが。
ともあれ公園はヒタキ類が通り過ぎる時期なんである。


2015年9月21日月曜日

カワセミ


羽化したばかりのツマグロヒョウモン雌。マクロレンズを近づけると、まだ完全に乾いていない不自由な翅をばたつかせて逃げて行った。ちょっとかわいそうなことをした。
発見したのはびーすけの小屋のすぐ横で、外部収納の扉の前。今年も危険な場所でサナギになる輩が多いようだ。
 買物のついでに干潟によるとカワセミが居た。
数名がカメラを構えていたから、観察舎で空いている窓は一つしか無い。この位置だと飛んだ後は擬石の後ろにカワセミが隠れてしまう。
 ここからカワセミを撮るのは何度目だろう。陽射しが弱くなってきているので、シャッタースピードは1/1000くらいで我慢かなぁ。厳しい状況であるが、絞りもひとつ入れて開放にはしない。カワセミのそぶりから動きを予測して早めに連写を開始する。
 過去の経験則をぼちぼち思い出しながらカメラの設定を変える。カワセミだぁ!という感動こそ無いが、失敗の少ない選択肢を淡々と選んでいるこうした状況も、まぁこれも楽しんでいると言えないこともないのだろう。

2015年9月20日日曜日

シロチドリ


館山から戻ったのが深夜2時半。出る前に布団も敷いておいたし、風呂も入っていたからすぐに寝る。起きたのが8時過ぎ。若い頃なら昼過ぎまで寝ていたはずだ。歳をとると疲れていてもなんとなく起きてしまう。
昨晩 高速道路を降りてすぐに大きなガラスの破片を踏んでしまって、ちょうどカーポートへ車を入れるタイミングで車輪の空気があらかた抜けてしまった。朝のびーすけ散歩をすませてからスペアタイヤに交換し、ディーラーに電話。夕方には交換タイヤが入るとの事。
 水路にはハゼがたくさん居て、これを狙うウとサギが居る。採り放題状態だから鳥たちものんびりしたもの。
そんな中で、コンクリートの上でジッと動かない小さいのが一羽。冬羽のシロチドリではないかと思う。この水路にはコチドリやメダイチドリが数こそ少ないが見かけることがあるが、シロチドリをここで見るのは初めてかな。写真で確認するとつぶらな瞳をしている。絶滅危惧Ⅱ類だそうだ。

2015年9月19日土曜日

雲を撮る


夕飯後に館山方面に出かける。撮影適地探索の旅第三弾なのだが、簡易赤道儀ポラリエを便利にするグッズのテストを兼ねている。
機材のテストは遠征時に行うべきでは無い。うまく行かなかった場合のガッカリ感が半端無いことは、私の想像力でも容易に予想できる。一応、実績のある従前のセットも持って行くことにした。
ポラリエの電池がそろそろ無くなるはずなのだが予備が無い。現地のコンビニで買えばいいやと考えたのが甘かった。高速出口周辺には全くなく、カーナビが目的地までの間に1軒あるかもと検索してきた店はやっていなかった。目的地に着いた時はすばらしい星空だったが、そこから片道9kmのコンビニまでを往復し、機材を展開する頃には空はかなり雲ってしまった。まぁこういうこともあるわな。
ポラリエを便利にするグッズはなかなか良い感じで、雲が薄くなりそうな方面を撮る。雲の無いところはかなり暗いが、国道の水銀灯の影響がある。もう少し国道から離れたいところだが、こんな夜更けに車がスタックすると悲惨だから自重する。
撮れなかったなぁと思って帰ったのだが、画像処理してみると、雲の入った星景写真というのも悪くない。

2015年9月13日日曜日

ポラリエを使いやすく


 最近天の川撮影で活躍している簡易赤道儀ポラリエだが、2点ほど不満がある。一つは回転軸を地球の自転軸に平行にセットするために、極軸望遠鏡というオプションパーツを使うのだが、カメラを取り付ける際には。これを(いちいち)外さなくてはならないこと。このせいで撮影の合間にセッティングを確認することが簡単ではない。
もう1点は、カメラの視野を確認しようとすると、ポラリエ本体とカメラが接近しすぎていてファインダーや液晶画面が見にくいこと。
こうした問題はサードパーティーの製品がすでに解決していて、使いやすそうなものが2万円程度で出回っている。製品のできばえと効用を考えれば良心的な値段設定であるが、極めて単純なものであるので、作ることにした。
ありあわせの材料を使うことを前提に図面を起こして作成した。金属部品と木部の接合には、オニメナットと木ねじを使うのだが、ねじ込む時に木部が割れないように気を遣う。
 カメラと広角レンズの重量が、約1.3kgだから、カメラの反対側にペットボトルをぶら下げてバランスをとる。左の写真は500ccのペットボトルだが、これを2つか3つ使う。
出来上がると図面どおりではあるのだが、私の作るものはいつもとても華奢な感じがする。製図している時のイメージと実物にズレがあるのは未熟である。

2015年9月12日土曜日

AT-X 11-20 PRO DXのテスト(2回目)

日曜日は新月だが天気が悪そうだから、土曜日の夕飯後に星の写真を撮りに出かけた。前回に続いて広角レンズAT-X 11-20 PRO DXのテストを行う。今回は八街市と九十九里市の間のあたりで、グーグルマップでめぼしを付けておいたところ。
家から車でちょうど1時間くらいだから、銚子までの半分程度。到着してみると、予想どおり開けた場所で近くに人工光が無い。
星はきれいに見えるのだが、天の川は肉眼では確認できない。銚子の方がイオンの光に邪魔されていても暗いようだ。今日の場所は全周地平線あたりが明るい。
上はズーム広角端11mm 露出180秒,F2.8,ISO1600.
銚子では最広角側の11mmばかり使ったので、今日はズームの遠端20mmをテストし、その中間として16mmも試用する。
左が20mmだが、地上の明かりが激しくかぶってどーしょーもないという感じ。露出180秒,F2.8,ISO1600.
下がズームの中間にあたる16mm。やはり下左側がかぶってしまっているが、11mmほど広角レンズの収差が目立たなくていい感じ。露出180秒,F2.8,ISO1600

2015年9月10日木曜日

久しぶりの晴れ間

夕刻に久しぶりの晴れ間。今週の日曜日から続いた雨の後だから嬉しい。
この雨で堤防が決壊し甚大な被害が出ている地域がある。直前には竜巻被害があって、冬には大雪で屋根の落ちた建物があった。不安になるなぁ。

2015年9月6日日曜日

銭形平次


曇天だが湿度が高いせいか、少し身体を動かすと汗になる。びーすけも朝夕の散歩をせがむものの、いざ出かけると早々に戻りたがる。
仕事の呼び出しがあるかもしれないと思って、時々メールのチェックと社用携帯の着信チェックを行うから落ち着かない。
ファインダーの作り直しにチャレンジするが、改良設計ももう一つな出来。
夕刻から雨が本格化。会社の仕事を少しする。
最近通勤時にキンドル版の銭形平次を読んでいるのだが面白い。野村胡堂は半七捕り物控のようなものを、と頼まれて平次を書いたのだそうだ。平次の謎解きが主題だから、密室殺人が頻繁に取り上げられて(本格とは言わないだろうが)英国の探偵小説のような趣もある。手柄争いを嫌い清貧を楽しむ平次の人柄も好ましい。383本も書かれたそうだから、似たような筋立ても出てくるのだが、それはそれで疲れない読書にはありがたい。平次の謎解きは以下のパターンが多いと思う。
  • 凶器と傷口から加害者のプロファイルを絞る
  • 関係者への尋問から動機を探る(犯罪によって利を得るのは誰か)
  • 加害者の侵入路と逃走路のトリックを現場調査から見つける(密室殺人のヤマ)
  • 八五郎に裏づけ調査や聞き込みを行わせ、推理の根拠を補強する
  • 対象や範囲を絞り込んだ捜査によって物証を見つける(必ず見つかるのだ)
子供の頃、テレビの銭形平次を良く観たものだから平次のイメージはやはり大川橋蔵になってしまう。小説では子分の八五郎は「長いあご」の持ち主であることが何度も描写されるのだが、テレビで八を演じた林家珍平は小柄な丸顔だったと記憶している。僕の想像の世界では高校時代の知り合いが八を演じている。

アリ塚

散歩の途中で、何気なく撮っておいたアブだが、写真にしてみると綺麗な色をしている。

 虫の作ったらしい標高3~4cm程度の塚を見つけた。単に土を運び出して捨ててできる勾配では無く、唾液のようなもので固めないと、こんな急峻な山は作れないのではないだろうか。アリ塚なのかと考えたが、そもそも日本のアリはシロアリを含めて大きな塚を作らないのだそうだ。アリは獲物に砂をかけて隠す習性がある。蜂の巣という可能性もあるか。なんだろうね。
 ときおり陽がさすものの朝から曇天。最近の土曜日は平日の疲労回復の日になってしまって、今日もごろごろ。
びーすけの小屋と本人を洗う。

2015年9月3日木曜日

1000km

通勤の足として使っているジャイロキャノピー(中古)が、3月の納車から今日でちょうど1000km走行した。163日間で1000kmだから、単純に割り算すると6.13km/dayのペースで走ったことになり、これを年に換算すると2239kmとなる。
ピザ屋がよく使っているように、この原付は本来商用車だから、年間2万kmは使われることを想定しているそうだ。私が働いている間くらいは動き続けるだろう。会社人生もアガリを意識するようになってきたからこんなことを考える。
購入店から2000kmをめどにオイル交換をするように言われているので、手帳の来年2月12日に油マークを描いておく。