2017年1月1日日曜日

元旦の試写(その1)


 元旦の晩に東関道を50分ほど北上して写真を撮った。大きめの散光星雲を中心に、撮り方の感触を得ることが今日の目的。
ISOを1600にして、30秒露出を3枚撮りながら、次々に被写体を変えて行く。上の星図の矢印を狙った。
写真の中に60sとあるのは私の記載ミス。(その2)編も含めて、30sです全部。
 ファインダーを覗いても散光星雲は私の肉眼ではまったく見えないから、望遠鏡の自動導入装置が頼り。15秒ほど露出して対象が写野に入っていたら撮影開始。まぁそんな感じ。見えないものを撮っているというのは、ちょっと不思議なもの。
 一応、3枚から5枚を合成してみたが、どれも露出不足は仕方がない。感触というか、基本情報の収集が本日の目的だからね。
 二重星団のようなものはこの程度の露出でもいいのかもしれない。問題は写角というか、構図なんだろうな。
 一応霜除けヒーターは持ってきたのだが、望遠鏡への固定方法を考えていなかったので使わず。途中からレンズに霜がおりている。
使用したのは、IRカットフィルターを除去したEOSkissX2と、古いペンタックスレンズA-300/4。一段絞ったのだが、周辺の減光がけっこうある。ピントもバーティノフマスクを使ったのだが、星像がもう一つで、妙な色にじみもある。古いレンズだからかなぁ。
 こういうものを撮る場合は、ズームレンズの方が便利だろう。少し暗いレンズだが、シグマの120-400/6.3を使ってみようかな。

0 件のコメント: