3年ぶりの皆既月食。定時に会社を出て電車に飛び乗ったのだが、次の駅で事故のため運休だという。迂回路を選んで最寄り駅から自宅までタクシーを使った。
想定よりも時間が無くなってしまい、準備不足のまま本番に突入。それでも難しい機材の使用は考えていなかったからなんとかなる。一定時間間隔でシャッターを切るリモコンの電池が無くなってしまい、広角レンズの連続写真はあきらめた。
388mmの焦点距離の屈折望遠鏡を経緯台に載せて直焦点撮影を行った。適正露出は刻々と変わるのでなかなか手が抜けない。
皆既の間は月のまわりの星が写る(下)。接眼レンズからの眺めのほうがはるかに美しいのだが、私の写真では限界があることを改めて感じさせられる。
予想外の好天だったが、23時半くらいに雲に覆われたので、残り約30分のところであきらめることにした。
スライドショーの作成にフリーのPhotoStageを使ったが、なかなか使いやすい。