2018年8月11日土曜日

火星の画像処理

8月10日(昨晩)撮影した火星を、本日画像処理。画像処理の手順は、試行錯誤の結果以下がうまく行くようだ。

  1. スタッキング:約3000フレームの非圧縮動画ファイルを、フリーソフトのレジスタックス6で静止画に変換し、TIFFファイルとして保存。
  2. 合成:フォトショップにTIFFファイルを読み込んで、レベル補正を行う。上をこうした画像3枚をレイヤーにならべて、比較(明)合成したもの。位置合わせは「差の絶対値」にすると楽。合成したものをTIFF保存。
  3. ウェーブレット処理:合成したTIFFファイルを再度レジスタックス6に読み込んでウェーブレット処理を加える。結果をTIFF保存。
  4. 調整:フォトショップでカラーバランスやトーンカーブの調整を行う。
これまでは、1の段階でウェーブレット処理を行い、これをフォトショップで調整していたのだが、スタッキングした画像をそのまま合成してから、ウェーブレット処理をかけた方が良い結果を得られる(ような気がする)。画像の出来は、かなりウェーブレット処理にかかっているのだが、パラメータの調整は(かなり)感覚的で恣意的なものになる。こうした画像を合成するよりも、ウェーブレットは合成後の最終処理とした方が気分的にもよろしい。
とても手がかかるのだが、結構面白い。

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