2008年12月31日水曜日

シロハラ

朝のびーさんでシロハラに会う。公園を歩いていたら、変わった鳴き声。遊歩道から木立の中にそっと足を踏み入れる。舌打ちのようなタッタッタッという声だったと思う。こいつかなぁ...とシャッターを押す。帰って図鑑で調べると外観はビタキ科のシロハラと考えてよさそう。地鳴きはピョピョなんだそうだ。ふーんこいつの声ではなかったのかも。


では良いお年を

2008年12月30日火曜日

年末のどたばたに星を見る

片付けているつもりが、どんどん混沌の度合いを深くしてゆく。これは年内には収拾が付かないのではないかという絶望的な予感。年末はいつもそんな繰り返し。こういう精神的にゆとりの無い時期は趣味の領域もうまく行くことが少ない。連休に新月という信じ難い好機...だったのだが機材が不調。以前九十九里浜で落下して曲げてしまった部品を取り寄せて交換した部分。ウォームギアの微妙なかみ合わせは素人では難しい。ビデオ撮影のテストもしたかったがパソコン側が落ちる。メモリー不足なのかと思うのだが、このノートPCは増設できない型。困った。日中じっくり整備したいところだが家の掃除が優先。わかってますよぉ。(って誰に言ってんの?)。
この逆境の中で出来ること...デジカメを望遠レンズではなく、天体望遠鏡に直接接続してみるテスト。幸い星を追跡する側のモーターは動いてくれる。らくちんお気楽天体撮影は、1分から最長3分程度までの露出と考えているので、焦点距離640mmの望遠鏡に接続してもなんとかなるのではないかと考える。直焦撮影という方法。いつもより慎重に極軸を合わせる。これは赤道儀の1軸を地軸に平行にする作業なのだが、赤道儀の中に組み込まれた小さな望遠鏡のスケールを使う。


これが結果。夕刻の下弦の月。1秒程度の露出だが高度が低く、大気の揺らぎの影響を受けてシャープな画像にならない。画像処理でコントラストをあげた。まぁこれはこんなものか。
先日300mmの望遠レンズ1分間の露出でわりとうまく行ったM42。露出1分、星像は流れてしまっている。極軸望遠鏡がずれてるのかな。永いこと調整していないし...また課題が増えたね。

2008年12月29日月曜日

動きのある鳥の写真について

動きのある鳥の写真を撮ろうと考えて公園をうろついていると、水辺に降りては飛び立つヒヨドリの群れに出くわした。ここなら待ってさえいればフレームの中に羽ばたく小鳥が納まるではないか。しめしめ...
逆光なのが幸いして水面の反射をも入れることができた。


こちらはメジロ。蜜を吸うために体を伸ばす瞬間とダイブ直前の一瞬。メジロの大きな写真を撮れるようになって気がついたのだが、あの白いふちどりの中の黒は、目玉ではなくて隈取りで、さらにその内側に目がある。これが遠目ではかわいらしい大きな黒目に見えるんだね。ダイブの写真を良く見るとわりと目つきが悪かったりする。樹上の道化師。

2008年12月28日日曜日

カワラヒワ

朝のびーさんでカワラヒワに出会う。鮮やかな黄色が羽の中に見える。ちょっとピンボケ。初物は必ず失敗するというパターンが定着。


おなじみジョウビタキ。枝上の滞留時間が長く、接近もできるから、いつも良い写真になる。おっとりした鳥なのだろう、逆光の柔らかい朝の光が良く似合う。後姿だと尾のオレンジ色がよくわかる。


カモは全く逃げないので撮りやすい。片足で寝ているのが可笑しい。


夕方のびーさんで撮ったオナガ。暗くなってきたのでシャッター速度優先に切り替える。露出不足覚悟でシャッター速度をあげて動きを捉えようとした。この2枚がまぁまぁ当たり。

2008年12月23日火曜日

走るびーすけ



「びーすけの庭」なのに最近は鳥ばっかりだ。申し訳ないから庭駆け回るびーすけを撮りました。実は、鳥の動きのある写真が撮りたいのだが、なかなかうまく行かない。カメラには動体に焦点を合わせつづけるモードがある。実はこれはその練習たったりする。

ルリビタキとエナガ




朝のびーさんでようやくルリビタキが撮れました。市街地の公園で撮れる鳥は、おおかたこのくらいだろうという感じがしてきた。そろそろ別のテーマを探すか...




と思っていたら、知らない小鳥が現れた。帰って調べたらエナガのようだ。尾が長い小さな鳥。


もはやおなじみさんとなったツグミとコゲラ。コゲラの背中の模様は独特だが、少し離れると木肌模様にとけこむ見事なカモフラージュ。

2008年12月21日日曜日

ビースケはぐれる



散歩の途中で鳥の写真に夢中になっていたらビースケとはぐれた。紐を離して鳥を追いかけた私が悪いのだけど、ときどき振り返ると同じ場所にとどまっていたので安心していたのがいけなかった。すぐに少し離れた路上でちんまりしているのを息子が見つけて事なきを得る。
左上はオナガ、胴の白いむく毛が柔らかそう。以前にも書いたがオナガはカラス科で、4~5羽で行動する。鳴き声はあまりいただけない。右上はご親戚のカラス氏です。


公園の常連、ヒヨドリとシジュウカラ。冬はグレーと茶色ばかりの写真になってしまうので彩りがあるショットは嬉しい。


ツグミ様であらせられる。ピンとした背筋に育ちの良さを感じるのであります。歩く姿もジェントルマンです。

2008年12月20日土曜日

お台場へ行く



ビースケ散歩でコゲラに遭遇。かなり接近させてくれたので鮮明な写真が撮れました。
今日はお台場に行ってきた。右上はお台場から対岸の光景。積み上げられたコンテナが棒グラフのように見える。昨今の景気を示すかのような低調な推移を示しています。


ハクセキレイだと思います。この鳥は俊敏で5m圏内に入るとスッと移動されてしまう。しばらく鬼ごっこをした。

お台場へは原付で移動したのだが、国道357は50ccではちょっと怖い。原付の走行が禁止されているところは通っていないのだが、流れが速すぎて、あきらかに私は異分子。

2008年12月19日金曜日

鳥の絵



鳥の絵を描いてみる。写真を見ながらというような真面目な仕事ではなくて、日頃メモを書いている帳面にボールペンでいたずら書きしたもの。わりとかわいらしくできたのでスキャナーで画像ファイルにしました。
あきらかに上図はうまく写真が撮れていないルリビタキを意識していますが、下のは全くなんだかわからない。私にとっての鳥的なもの、
鳥の写真は、ここに掲載しているもの以上に出来の悪いものが大量にハードディスクに残っています。これらを使って、こんないいかげんなものでは無く、小鳥の特徴を良く観察した絵を描いてみたいと思います。

2008年12月14日日曜日

影絵で遊ぶ



夕暮れ前に少しだけ太陽が顔を出した。曇天の暗い日に下から仰ぎ見る姿勢で鳥の写真を撮ると、カメラの自動露出が空に合わせてくるために、鳥や木々は影絵のように写る。 フォトショップで修正は可能だが、画像は荒れる。今日はそんなコンディション。
もうひとつな絵ばかりが撮れたが、影絵のような画像でも反転させたり様々加工の手を加えると面白い模様になったりもする。適当な画像操作でもそれなりな感じがするのは、基本に自然の創り出したフォルムを使っている強みがあるからなのだと思う。


2枚目のショットを反転させ、さらに加工を加えると左下のようになる。さて、鳥は何羽写っているでしょう...みたいな絵なのだが風呂敷の柄のようでもあるな。和風ですよこれ。
屏風仕立てにすると面白いか、と考えて右下を作成。屏風はやっぱり金色だろう。金箔の反射を小細工しました。


屏風(のようなもの)に仕立てようとして、はたと困った。屏風は真ん中を手前に折るのかどうか。そんな作法はあるのか無いのか...。私は生まれてこのかた屏風のある家に住んだことが無いのでわからない。生活用の調度品ではなくなったのはいつからなのか。
そもそも名主・庄屋や貴族、高級武士の家にはあったかもしれないが庶民の持ち物ではなかったのではないか。
屏風は日本人の知恵、折り畳み式可動間仕切による可変空間なんて言っている人が居たかいないか...使わないよなぁこんなもの。現代で使えるようにするにはもう一工夫必要なことは確か。

2008年12月13日土曜日

1勝1敗


コゲラ(キツツキ科)の撮影に成功。意外にも街路樹で食事中のところを捕捉。キツツキらしい鋭利なクチバシを持っている。 ルリビタキは発見するも撮影に失敗。
最後の1枚はジョウビタキの雌。かわいい小鳥です。雄が撮りたい。