2010年1月16日土曜日

火星が接近


火星は地球のすぐ外側を回っていて、地球は2年2ヶ月に1回火星を追い抜いている。この時に両者の公転軌道上の位置はとても近くなる。今月の28日はその最接近日にあたる。
そろそろ見ごろだろうと、昨晩は望遠鏡をベランダに出した。夜半を過ぎると赤い星が天頂付近に輝いている。シリウスよりも明るい。

木星よりもだいぶ小さいから大きく拡大する必要がある。手持ちの望遠鏡の一番大きいものを出すことにした。重たいから最近はめったに使わない。デジカメを接眼部分に取り付けて動画を記録。


短い動画をソフトウェアで1枚の画像に重ねあわせる。この前、木星でうまく行った方法(昨年9月14日)を今回も試みることにした。
なかなか鮮明な像を捉えるのは難しい。大気の揺れが火星の像をグニョグニョと歪ませる。あまり使っていない機材をもてあまして試行錯誤を繰り返す。寒さにも疲れて2時頃にあきらめた。翌朝のびーさんでは、公園の池が凍っていた。

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