2010年1月24日日曜日

マクロスライダーを作る


カメラ用品の中にマクロスライダーとか、シフターと呼ばれるものがあります。いずれも三脚とカメラの間に置いて、前後左右に微妙にカメラ位置を調整するもの。コンパクトデジタルカメラを望遠鏡の後ろに取り付けて写真を撮る場合、望遠鏡側の光軸とカメラレンズの光軸を微調整したい場合が多々あって、三脚メーカーのものを購入してもいいんですが、倹約のために作ることにしました。左写真の木製のさいころのようなものがシフターの心臓部(あはは)にあたるブロックです。30mm角のさいころの2面に、直径6mmの貫通穴と、9mmの貫通穴をあけました。
9mm穴にはオニメナットという外側に爪の付いたナットをねじ込んでいます。こいつがやっかいで、オニメをねじ込むと木が割れてしまいます。穴径もブロックのサイズも大きくしたくないので、ぎりぎりを狙って金属加工用のリーマーで少しずつ削って穴を広げました。写真のものは3作目にしてようやくというものです。でも少しヒビが入ってます。となりにあるアルミのL形アングルを2本綴りあわせにしたものをベースにして、その上に組み立てるつもり。6mmの穴には同径の真鍮棒を差し込むことにします。続きは来週。

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