八重寒紅(やえかんこう)という花だそうだ。公園の木には名板があるから知ることができた。花弁の先端が少し白い。
今週末はもう一つ気力に乏しい。
先週のことになるが、届いたジャンクの古い一眼レフ用標準レンズから痛んだレンズを外して絞り機構だけを取り出す作業がうまく行った。今日はこれを望遠鏡に取り付けるはずだったんだが、なんとなくやる気がしない。
無理してやらんでも良いのはもちろんの事。ポラリエが来てからというものの晴天の日が無いというのも、僕をくさらせる原因の一つではある。
この週末もやはり人の餌を待つジョウビタキ雄は同じところに居て、辛抱強くこちらのアクションを待っているのが痛々しい。彼にはエヅケのジョーと名前を付けることにする。
薄暗い木立の中でけわしい顔をしたシロハラ君である。こいつはもともとこういう顔立ちなのだ。クレッチマーなら粘着質な感じ。勤勉で融通が効かないキャラクタ。
そのシロハラとジョウビタキ雌が土中の幼虫をゲットした瞬間。動物の採餌の瞬間なわけで、撮りたい瞬間ではあるのだが、後で見直すととりたて感動するようなものでもなかったりする。
むしろこういうすましたポーズの方が絵としては好ましかったりする。やはり鳥は鑑賞の対象なんだから、芸能人の食事風景なんぞ見たくもないというのと同じかな。
公園には猫を捨てる人が居て、その猫に餌をあげる人が居る。さらにその餌を横からついばむ鳥が居て、その鳥を撮る僕が居る。小さくて奇妙な都市公園の生態系。
0 件のコメント:
コメントを投稿