2012年4月30日月曜日

コリメート用アダプタの製作


叔母の家から預かったライラックが咲いた。背景は拙宅の藤棚。藤棚にはアブがやってきてけっこうブンブンうるさい。
左は道端に咲いていたものだが、変わった形の花だなと思って撮ったもの。不思議な世界という感じ。
 工作は最近ちょっとお休みだったのだが、今日はCASIOのFH100を開いて、内側からM57/M60アダプタをM2のネジで固定した。直焦点化したFC-150の出来がいまひとつなので、FH100は直焦点化する前に、コリメート式(カメラレンズをそのまま使って、望遠鏡の接眼レンズの像を撮影する方式)で使ってみることにした。M57とM60の接写リングがあまっていたから、これらを使って組んでみる。接着剤がちゃんと効いてくれるといんだが。
 びーすけが公園でちんまりと私を待っている。私は昨日見たキビタキをもう一度撮ろうと一生懸命で、びーすけはホッたらかしだ。ようやく撮れたのが下の一枚。なかなか高枝から降りてきてくれないやつで、曇天ということもあって出来はショボイ。
今日はびーすけの耳掃除と爪切りをした。

2012年4月29日日曜日

キビタキが来た


 GWの2日目。日曜朝のびーさんでキビタキに会う。ヒヨドリかと思ったが少し音程が高い。キビタキだろうなぁと思って目を凝らしたら見つかった。少々遠いが贅沢は言うまい。囀っているからすぐに見つかるので、明日あたりはカメラマンが増えているだろう。
 チョウゲンボウが居ると野鳥専門店の店員さんに教えてもらったので出向く。なるほどつがいが居た。交互に巣から出入りしているので抱卵しているのではないかとそばに居た方が解説。
 FC-150改造機も携えたが、家に帰って確認するとノイジーでピントも甘く、使えない。何が悪いのだろう。比較的近い距離のものはまともに撮れるのだが、距離があるとひどく画質が落ちる。
結局、いつものEOS+Sigma120-400と、BORG100ED+Pentaxが活躍することになる。BORGはピントの山がつかみにくく、Fが暗いためにAFアダプタの合焦精度が出ていない。1000mmを超える長焦点になっているのだが、トリミングした400mmと大きなアドバンテージが無い印象。
キョウジョシギを見かける。こんな近くで見れたのは初めてだ。下は合成ではなくて群れを撮ったもの。飛んでいるところをこのくらいの距離で撮れるかと期待したが瞬間を捉えられなかった。




モズの求愛給餌


 土日でモズの写真を量産することになった。別の鳥を撮りに行ったのだが、なかなかお目当ては出てこない。三脚を構えた場所のそばにモズの巣でもあるのか、雌雄のモズが入れ替わり現れる。
そんななかでモズの求愛給餌に遭遇。
雌が「おなかすいたー!」と雄を呼ぶ。(上)
するとどこからか雄がやってきて餌を雌に渡すのだが、食べ終わっても雌はひどくそっけない様子。雄はめげることなく再度餌を求めて飛び去るのでした。

モズが飛び回るショットがたくさん残ったので、同じ場所のものは合成処理することにした。
 自由に空中を飛翔する様子は楽しそうだなぁと思うのだが、鳥たちからすれば生きて行くために一生懸命なだけなんだろうね。

2012年4月22日日曜日

鳥の巣


 朝のびーさんは小雨が降り始めてあわてて帰るはめになったが、巣から顔を出すコゲラ(雛?)を撮れたのでけっこう満足。
それにしてもきれいな真円をあけたものだ。鳥たちが巣作りの材料を集めている光景を良く目にする季節。
下は竣工した電線上のカラスの巣。ちょっと危険な感じ。カワラヒワとムクドリは資材の調達中。

2012年4月21日土曜日

翡翠偏在


 陽のさす瞬間もあるにはあるのだが曇天の一日。先日近所の公園にカワセミが居ついてるという話を聞いたので出かけてみる。最初は駅のそばの神社の池。左の写真はそこで撮った雌。到着してすぐに現れてくれた。上はその次に出向いた公園に居た個体。こちらはオス。

なかなか見ることができない鳥だったはずなのだが、こう簡単に見つかると少々拍子抜けする。公園の個体は人を恐れない様子で、ずいぶん近くまで寄ってきた。今日の写真は皆EOS。FC-150改造カメラも出動したのだが、満足できるものが撮れない。なかなか難しい。

2012年4月20日金曜日

EOSの連写


本日は有給休暇としたので干潟に行った。曇天のため陽光が足りない。こういうときはFC-150改造カメラはきつい。上のツバメも左のバンもEOSによるもの。7dの連写は楽しい。
 シロハラの飛び出しもEOS。常連の鳥も新緑の中なのでなんとなく雰囲気が良い。散歩公園ではアカハラもシロハラも見なくなったがここにはまだ居る。ここまでは複数枚の合成。
 FC-150で撮ったアカハラ。これはマシな方で、花等のこうした比較的近い対象ではこの程度までは写すことができるが、遠いと光量不足が効いてメロメロになる。ピントも甘いが、これは操作上の問題なのかな。
 同じアカラハをEOSで撮ったもの。画像はこちらが圧倒的に良い。改造カメラは難しい。

2012年4月15日日曜日

ヒドラジン


同じ公園だが、先日とは違う場所でアミガサダケを見つける。そのすぐそばにルリタテハを見つけて撮っている最中に親子連れが通りかかったので、付け焼刃の薀蓄を披露してしまう。アミガサダケにはヒドラジンという毒が含まれている。ロケット燃料に入ってるから、隣国の打ち上げではちょっと話題になった。

いつものアオサギ。EOSのAIフォーカスは優れものだ。一眼レフは良く出来ている。
夕刻のびーさんで撮ったもの。西方浄土をイメージするありがたい感じを出したかったのだがあまりそんな感じでも無いな。

FC150改造カメラに使うつもりで購入したTAMRON28-300は、無事メーカー修理が終わって戻ってきた。購入価格に匹敵する修理代はなんだかなぁと思ったりもするのだが、上手に修理してくれたようで見違えるほどシャープになった。一段絞れば300mmでも使えそうな感じ。
天気が良いからびーすけを洗う。いたずら小僧のおとなしい表情が撮れたのは、びーすけが体力と気力を消耗しているからだ。結構貴重な一枚かもしれん。下は近側のテスト。周辺の減光と歪曲が目立つが嫌になるほどでは無いかも。

2012年4月14日土曜日

雨の土曜日

朝から雨の寒い一日。写真は歩道の上に浮いた花びらを撮ったもの。舗装の色が変な色なので彩度を落として白黒にしたら水が砂のように見える。
次男に手伝ってもらって温水洗浄便座を交換する。2009年1月31日に交換したものだが、漏電警告が消えなくなったので修理に出すよりも同じ店で同じメーカーのものを購入することにした。作業は30分もかからずに終了。出かける気分でもないので作業小屋でFC-150のファインダー部分を工作するがうまく行かない。パッとしない一日。

2012年4月8日日曜日

太陽を撮る


 通販でND400という1/400減光フィルターを2つと52-55ステップアップリングを購入。さっそく撮ったのが上だが、右下に黒点が写った。太陽の撮影は十万分の一以上に減光する必要があるのだが、太陽撮影用の専用金属膜フィルターは高価だから、ND400を2枚重ねにする。1/400を2枚重ねれば十六万分の一になる。52mm径は売り切れだったので、55mm径を購入して望遠鏡へはステップアップリングを使って取り付けた。
 カワラヒワを良く見かける。公園からジョウビタキは姿を消したようだ。もっとも花見客でごったがえしているからどこかに隠れているのかもしれない。このカワラヒワは巣作りの材料を集めているのかな。
 公園でキノコを撮っていたら、通りすがりの老婦人にアミガサダケであると教えてもらった。欧州では良く食するらしいが日本ではあまり食べないとの事。周囲に引っこ抜いた跡がたくさん残っているから、目ざとい人が採集した様子。
満開の桜の中にアゲハを見つけた。蝶類図鑑には「春型」とか記載がある種類があるし、成虫越冬する蝶も居るそうだから、桜の季節にアゲハが居たところで驚くにはあたらないのかもしれないが、私には珍しいのでちょっと興奮。


2012年4月7日土曜日

お花見を逃れて


公園は花見客で一杯。小鳥たちはどこかに避難中なのか。今日のびーさんの成果はこの3枚くらいだが、いずれもいつもの公園ではなくて家のそばのもの。 メジロの1枚は良く撮れたと自己満足。

2012年4月5日木曜日

Smalltalk

自分のパソコン暦のようなものを振り返る機会があって、そういえばSmalltalkに夢中になっていた時期があったと思い出した。20年くらい前の話。
ネットでフリー版をさがしたら、Cimcm社のものと、Squeakというものの2つが見つかる。後者はアランケイがかかわっているようだ。Cincom版はダウンロードではなくて発送するとあるから、恐れ入りますとポチッとな。これはつい先日のことなのだが私の常ですっかり忘れてしまって、家内から携帯に外国からおおきな荷物が来ているとメールの連絡があって首をひねった。確認するとあーこれかぁと納得なのだが、シンシナチからFedexでこんな大層なものを発送してくれるとは思わなかった。中身の大半は広告だったが、経済的に成り立っているのだろうか。これただでもらってしまっていいの?

2012年4月4日水曜日

内堀の桜と外堀の桜

 用があって桜田門に出かける。これは内堀の桜。カモやオオバンが居たが、手持ちのCasioEX-FH100ではちょっと遠い。
左は外堀の桜。川面に反射した陽光が向こう岸のビルの壁に映ってゆらゆらしているのが面白かった。これは写真では伝えられない。 

バルコニーにカメラを持ち出して、先日来のFC-150で月を撮ってみる。レンズは問題児2本のタムロン。05Aは重過ぎるし、A06はピントがきちんと出ていない。共に最望遠側の300mと350mmを使い、絞りは8~22で露出を調整。やはりA06はぼんやりだなぁと思いながら、近くの(たぶん)火星も撮ってみると、星像がコーン状になるから、どうも光軸がかなりずれている様子。安く中古で買ったものだから、修理に出す価値があるのかないのか..悩ましいところ。
05Aはまぁまぁというところかな。望遠鏡の直焦点の方がシャープに撮れることを改めて確認。