2012年4月1日日曜日

FC-150改造機のテスト(その6)


FC-150改造機のために中古のレンズを購入。28mmから300mmまでのズームで、マニュアル絞りが付いているAFレンズのペンタックス用という条件で探していたら、TAMRONの中古がヤフオクで安く手に入った。残念ながら、この週末の試写の結論は「使えない」。上の写真は土曜日にTAMRONで撮ったものと日曜日にNIKONで撮ったものの比較。シャープネスにかなりの差がある。
 エヅケのジョーと干潟のサギもTAMRONによるものだが、ピントがひどく甘い。サギは300mm一杯を使ったが、ジョーは200mm程度で撮っている。さて、改造機のAFと相性が悪いのか、このレンズが不良品なのか、28-300のコンパクト設計の限界なのか。原因は良くわからないが、改造機のような変則的な条件ではなく、ペンタックK-mで使ってみれば本来の実力がわかるだろう。
今日の夕方のびーさんでは、改造機にNIKON180/2.8EDを取り付けて出かける。マニュアルフォーカスレンズだから、フォーカスリングをかなりまわさないと所望の位置に来ない。これがつらくてTAMRONはAF機を選んだ。最近から無限までで、30度から45度くらいの回転角しか与えられていない。これが最終的なピントの甘さにつながるのだろうか。
陽が長くなったが、夕刻は雲が多くて日照が不足ぎみ。発色ももひとつ元気が無い。
このカモは右足をひどく傷めているらしく、歩行が非常につらそうなので気になった。時々右足をじっと見つめる様子が痛々しい。
改造機に3mm厚のマウントスティを取り付けた。昨日撮影中にマウントとボディの接着が外れるという悲しい事故が起きて、取り付け方を根本的に見直さざるを得ない状況に追い込まれたのであった。接着剤と2mmボルトでステイとボディを固定し、スティとレンズマウントは8本のボルトで固定するという念の入った方法を選択。マウントはニコン用とペンタックス用の2種類が付け替えできる。スティを使って三脚に固定することと、ついでにレリーズホルダも兼ねさせるという優れた設計。われぼめが過ぎるか。

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