2013年2月10日日曜日
カメラレンズを望遠鏡にしたデジスコ
いつも同じようなことをやっているのだが、今日は一眼レフの望遠レンズを天体望遠鏡用の接眼レンズを使って望遠鏡にして(倒立像だけど)、この後ろにレンズ付きカメラをつけてコリメート撮影してみることにした。カメラレンズを使ったデジスコですね。
ZenithStar66SDという望遠鏡とE-PM2を組み合わせたデジスコはすでにやっている。今回はこれの延長のようなもので、天体望遠鏡よりコンパクトな構成になるのではないかと期待した。絞り付きの望遠鏡というのも便利そうだ。3mm厚のアルミ板を加工してニコンマウントをビス止めする。ED180/2.8レンズと、VixenLV9mm接眼レンズを取り付けて20倍の望遠鏡になった。この構成の後ろにED40-150ズームレンズを付けたPen E-PM2を取り付ける。カメラ側ズームの焦点距離が望遠鏡によて20倍になるから、焦点距離は800mmから3000mmとなる。さらにマイクロフォーサーズの画角はEOSより小さいから、EOS換算では1.3倍になる。EOS的に考えれば1040~3900mmということだ。最大望遠3000mmにすると、E-PM2の液晶画面を拡大してピントあわせするのもけっこうしんどい。それにしても干潟の対岸に居る人の顔までわかるのはすごいな。
左はEOS7dに400/5.6Lを付けて撮ったもの。かなり近い対象で最短側ギリギリというところ。
下の写真は同じ個体を今回の構成の800mmで撮ったもの。暗いので画像が荒れてしまって、補正したからで甘くなってしまった。
左は違う場所で撮ったツグミだが、なぜか40-150ズームレンズは、ズーム端の両側はケラレないが途中は画面がけられる。そういうものらしい。天体望遠鏡の合焦装置より、カメラレンズのヘリコイドリングの方が扱いやすいし、画質も満足できるものになったからまぁ良しとしましょう。
ニコンマウントは交換できるようにしたから、キャノンレンズやペンタックスレンズも使ってみようかな。
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