2014年1月26日日曜日

ノブボルト


 今作っているものにノブボルトが必要なんだけど、市販のものは強化プラスティク製なので使いたくない。そこでパオロサ(アフリカ紫檀)を削って作ることにした。プロジェクト上は完全に脱線なのだけど、まぁ遊びだから..
 朝の散歩では、池でしばらくカワセミ君を待つことにした。カワセミ用にシャッター速度を上げた設定でぼんやりしていたのだけど、ハクセキレイやらオナガやらが楽しませてくれて、躍動的な(というほどのもんでもないけどね)写真が撮れたのが想定外の収穫。
 工作小屋でずっと作業していたら、雪でも降りそうな雲行きになっていた。風が強くて寒い。
写真が撮れるような陽気ではないから、カシオのコンデジをコートのポケットに放り込んで夕方のびーさんに出かける。
東の空はどんよりと厚い雲が覆っているものの、西の空は快晴に近い青空。散歩の途中で夕焼けになったから、コンデジの夕焼けモードとやらを試してみる。下の写真は解像度以外は手を加えていないのだけど、ちょっと味付けが濃いのではないかなぁと思います、カシオさん。

2014年1月25日土曜日

カワセミVSノラ


梅にメジロ。散歩の途中で撮ったもの。春遠からじか。
いつもの散歩コースのカワセミが居る池。いちど今日は居ないなと通り過ぎて、公園のバーベキューコーナーのあたりで池に向かうカワセミとすれ違った。追いかけて池に戻って撮影。
この公園は餌をあげる人がいるのでノラ君が居ついている。カワセミの池はノラ君たちのテリトリーでもあるのだ。
カワセミは猫の接近に気がついて、通常は左側から木に戻るところを、急遽右に切り替えて逃走している。
人間にごはんをもらっているノラ君ではちょっと無理な相手だよ。
 上の写真の一部を大きくトリミングしたのが左。陽光が足りないからザラザラの絵なのが残念。




この池にはハクセキレイも居る。5枚を合成。
ジョウビタキ♀はひさしぶりに見たような気がする。
今日は午後から芝浦工大でシンポジウムを聴きに行った。内田 祥哉先生が基調講演として和小屋についてお話をされたのだが、とても興味深く聞かせていただいた。

2014年1月19日日曜日

ホワイトオーク

今週末の写真はシロハラだけ。
先週にやっていた木工作業が、材料選定の失敗(ラワン集成材を使っちまった事)によって振り出しに戻り、そのリカバリに今週末は費やした。
先週末にミスに気がついて、すぐにネットでホワイトオークを発注し、この土曜日に宅急便で到着。15mm厚の板材で設計してしたから、この厚さに加工して発送してもらう。加工賃込みの材料費だけで1万円に近い金額になっている。これは失敗するとちょっとへこむ金額。
節の無い白っぽい堅木が欲しくてホワイトオークを選んだのだけど、樫の木だけあって堅くて重い。これはウィスキーの樽に使う材料なんだよな。
先週に作った型板を少し修正し、これをオークに貼り付けてルーターで削りだす。同じ形のものを6枚と3枚。ルーターの騒音はけっこう大きいから作業小屋の中で行うのだが、目はメガネ、鼻と口はマスクで覆うものの、耳栓が見つからなくてここは無防備。小屋の中は木屑だらけになる。
作業小屋は集塵機完備なのだが、直接電動工具に取り付ける方法を考えないと効率が悪いなぁ。
ホワイトオークの無垢板は削るとわずかだが木の香りがする。ほこりだらけになりつつもこれは快感。
リョウビの電動サンダーでバリを取っていたら、パッドがぼろぼろになっている事に気がつく。ネットで交換部品を探していたら、このサンダーは不具合があって無償交換の対象になっているらしい。私が交換したいのはパッド部分なんだが、全とっかえしてくれるのかな。製造番号を確認しよう。


2014年1月13日月曜日

変わった木材


寒い一日。朝夕のびーさんと母を編み物教室に送る以外は作業小屋にこもって工作。
左はケミカルウッドと呼ばれるものの一種だと思うのだが、ホームセンターで袋売りで買った端材なのでよくわからない。加工性は非常に良くCNCの切り出しに適している。木ネジの保持力もありそう。積層しているようで、端が紙のようにめくれたりして、ヤスリ仕上げとは相性がとても悪い。
 左はラワンの集成材。ラワンと言えば普通は合板だが、これは横はぎの集成材。めずらしいのと節が無いのが気に入って買ってみたのだが、加工を始めてみたら堅めのバルサのような材料であることがわかる。加工性は良いが工作には柔らかすぎる。
左のようなものを9枚も作ってしまったのだが、これらは試作になってしまった。合板で作ったテンプレートは使えるので、堅木で作り直すことにしてネットからホワイトオークを発注する。
 今日の家の前にモズの雌が居た。朝の陽光があたってなかなか良い感じ。
下は月に焦点を合わせたものと手前の木に合わせたものの合成写真。

2014年1月12日日曜日

近づくことを許されて、


 モズ♀が家の前の公園で餌探しをしていた。びーさんはこの公園をスタートにして、別の公園まで行って帰ってくる。このモズは往路と復路で見る事ができた。帰りはずいぶん接近させてくれたから、大きく写すことができたのだが、上と左はいずれもトリミングしている。
 庭の餌台のシジュウカラ。びーさんから帰ってきたら食事中でした。餌台はシジュウカラとスズメに占領されている。これもトリミング。
びーさんで出かけた遠いほうの公園のジョウビタキ♂。 左はトリミングしたものだが、かなり接近を許してくれた。

2014年1月11日土曜日

Arduino Uno で遊んでみる


インテル社のマイコンボード「ガリレオ」の発売が延期になったというニュースをネットで知る。インテルもそういうものを作るのかと意外な感じがして、少し調べたらアルディーノというボードの互換機であることがわかった。アルディーノとは何だ?と調べてみたら、なんか面白そうなのでとりあえず購入。2890円で送料無料。これは安い。
マイコンボードは、数年前に友人に教えてもらってレネサスのH8で遊んだことがある。パソコンにつなぎ、パソコン上で書いたプログラムをボード上のLSIに書き込む。そうするとプログラムどおりの動作をLSIが行って、スイッチや色々なセンサーから信号にしたがってモーターやLEDを動作させることができる。
 開梱してみると、えらくお洒落なパッケージの中に名刺大の無骨なマイコンボードが入っていた。シールが入っているのは、このボードを組み込んだ作品に貼ってちょうだいということだろう。イタリア製なんだね。なるほどと納得。
さっそく手元にあったジョイスティックをつないで、スティックの傾きを検出するプログラムをボードに書き込んでみた。
えらく簡単。H8で遊んだのは数年前だが、開発環境もずいぶん洗練された。
 ここ数日はえらく寒い。カワセミの池は水面のほとんどが凍っていて、彼女の猟も大変そうだ。

2014年1月5日日曜日

ダットサイトフォルダーの製作


 雨こそ降らないものの、ぶ厚い雲が全天を覆っていて薄暗い。こんな日にろくな写真は撮れまいと思いつつも、やっぱりいざという時に口惜しいから400mmを持ってびーさんに出る。
 家の前でモズに出会う。モズの風情にはちょっと翳があって僕は好き。公園にはカワセミも居なくて、今日の成果はこのモズだけになった。

 終日小屋にこもって工作。EOSに取り付けたダットサイトは、オリンパスの場合はアクセサリシューを電子ファイダーが使ってしまうので同じ方法では取り付けられない。そこでダットサイトフォルダーを作ってみた。アクリル板をCNCで削りだしたのだが、組み立ててみたら華奢に過ぎた。アクリル板を3mmから5mmに代えてもう一度トライかな。
明日から仕事だ。

2014年1月4日土曜日

羽を広げて


 結局、この9連休は家の掃除と犬の散歩しかしていなかったような気がするが、まぁそれは良いとして、今日もカワセミが居たので撮る。だんだん慣れてきている(習熟!)のが自分でもわかる。
 家の庭に置いた餌台に、いつものシジュウカラ。どうもシジュウカラの世話をしているような気分になってきた。本命はジョウビタキだったはずなんだが。
 夕刻のびーさんに出ようとしたら2羽のカワラヒワがなにやら激しくからみあっている。喧嘩か、恋か、なんなのかわからんがけたたましい。
 それにしてもカワラヒワの羽は広げると綺麗だな。進化の成果物なのか神様の創造物なのかわからないが、遊び心の産物としか思えないのだが。
頭上を見上げるとチョウゲンボウが舞っていた。久しぶりに見たような気がする。
何もしなかったような気がするが、これが羽を伸ばしたということなんだろう。

2014年1月3日金曜日

ダットサイト試用


 朝のびーさんでまた同じ場所でカワセミを見かける。今日はダットサイトを試用する。ファインダーからフォーカスをロックして、あとはダットサイトの照準を見ながらカワセミダイビングの動きを追う作戦。天気が下り坂で曇天なのが残念。
 なるほどこれはいいかもというのがお試し結果の総合評価。ダットサイトの視野よりカメラの写野はかなり小さいので、照準からおおきくずれると捉えられないのだが、動きの先にカメラを振ることができる。歩留まりはかなり改善。
左はダイブからの飛び出しの瞬間だが、そこまでの軌跡は外してしまっても、水しぶきの場所を捕捉するのはとても簡単。フォーカスが合うかどうかは運任せだけど。
 びーすけと公園に出向く道すがらで撮ったジョウビタキ雄。距離から考えて拙宅に来ていた個体だと思われる。最近見ないと思ったらこんなとこに居たのだな。ジョウビタキは虫ばかり食べると思い込んでいたので、こういうものを銜えている姿は珍しいような感じがする。
 ハクセキレイが周囲を窺いながら水浴びをしていた。全身を水にどっぷり漬けるというよりも、顔を洗っているという感じなのだが、寒いからかね。
アカハラも同じ場所で水に浸かっていた(下)。ヒヨドリも来ていたから、水浴びというより何か食べ物があるのだろう。
もう少し陽光があるとよかったのだがなぁ。明日はもっと天気が悪くなるらしい。連休も終わりが見えてきた。

2014年1月2日木曜日

光害カットフィルターのテスト


 昨晩、家の前の公園で星の写真を撮った。今日のコンテンツはそこで確認できたことのメモのようなものを備忘として残す。それにしてもこんなことをするくらいなら、ちょこっと遠征すれば良さそうなものではあるな。
簡易赤道儀ポラリエにE-PM2+17mmF2.8を載せる。先日は45mmを使ってみたのだが画角が狭すぎた。露出は60秒、ISO1600で撮影すると左のようになった。下半分に大きく街灯の光がかぶってしまった。

 IDAS社のIPS-2という水銀灯やナトリウム灯の輝線をカットするフィルターをつけて同じ条件で撮影したのが左。フィルターは52mm径のものしかないので、37mm→52mmのアダプタを使わなくてはならない。この組み合わせは前面レンズとフィルターの間に大きく空隙ができるから、周辺にひどい悪影響がでてしまう。このフィルターには撮像面とレンズの間に入れるタイプのものがあるが、この方が使い方としては正しいのだろう。色々なカメラに使ってみたかったので、通常のフィルターのようにレンズの前面に取り付けるものを購入したので苦労することになったという事らしい。コーティングの性能の低い古いレンズが使えないことはこの前確認している。
 デジタル写真を加工するソフトウェアで上の写真を処理する。周辺減光を補正する機能を逆に使うと周辺のリング状を消すことができる。使えるのはオレンジ色の枠線内くらいになるという事。
 オリオンの三ツ星付近を拡大して、フィルターの効果を確認したのが左、いずれもカラーバランスを調整し、バックを黒に沈ませてハイコントラストにする等の画像処理をしている。
フィルターを使うとオリオン星雲のガスがよりはっきり写せるから、コントラストの高い画像が得られることがわかる。フィルターによって暗い星が消える心配はそんなになさそうだから良くできたフィルターなのだという事。

2014年1月1日水曜日

2014の元旦


年が明けました。本年もよろしくお願いします。
 今年の年賀状の図案は昨年暮れに宍道湖で撮ったマナヅルにしようと考えていた。鶴は縁起が良いからね。とりあえず無難な上のようなものは会社関係に使う。左のようにハイコントラストに加工してイラスト風に仕立てたものは何種類か作成。これらは個人的なお付き合い関係。
午前中、年賀状の返信を書いていたらびーさんが遅くなった。いつもの公園でカワセミ遭遇せず。
 昨年、カワセミの撮影にダットサイトが欲しいなと考えて、アマゾンで購入しておいたのが左のもの。スイッチを入れると視野に赤い点が写って狙いを定められる。拡大していないので視界が広い。サバゲー(サバイバルゲームと呼ばれる野外の鉄砲ごっこ)用のものが安く手に入る。これは3000円ちょっとだが、同様なものを野鳥用品店なぞで買うと倍はするのではないだろうか。ちょっと不思議な世界。
開梱してみたらブッシュネルのロゴが入っていた。よく聞く双眼鏡のメーカーだ。ダットサイトはライフル等の銃器に取り付けるもので、こうしたスコープや照明の取付けレールには規格があって、20mm幅の変形断面らしい。このレールを3mmのアクリル板を削って作成する。根気良くやすりで仕上げる。
少し短くて、幅15mmほどの補強板を、やはり3mmのアクリルで作成してレールとM3ビスで一体化する。これにカメラのホットシューにアクセサリーを取り付けるためのアダプタを取り付けると、左のように一眼レフの上部にダットサイトが固定できる。
もう少し低く作るべきだ。ホットシューのアダプタから自作すれば可能だと思うが、ちょっと面倒くさい。
元旦ということもあって、音の出ない工作というとこの程度しかできなかったのだが、とりあえずのものは出来たということだな。
下は水路でみかけたキンクロハジロ。水かきで首の下をけんめいに掻いていたので撮影。可笑しな写真が撮れた。