2014年1月2日木曜日
光害カットフィルターのテスト
昨晩、家の前の公園で星の写真を撮った。今日のコンテンツはそこで確認できたことのメモのようなものを備忘として残す。それにしてもこんなことをするくらいなら、ちょこっと遠征すれば良さそうなものではあるな。
簡易赤道儀ポラリエにE-PM2+17mmF2.8を載せる。先日は45mmを使ってみたのだが画角が狭すぎた。露出は60秒、ISO1600で撮影すると左のようになった。下半分に大きく街灯の光がかぶってしまった。
IDAS社のIPS-2という水銀灯やナトリウム灯の輝線をカットするフィルターをつけて同じ条件で撮影したのが左。フィルターは52mm径のものしかないので、37mm→52mmのアダプタを使わなくてはならない。この組み合わせは前面レンズとフィルターの間に大きく空隙ができるから、周辺にひどい悪影響がでてしまう。このフィルターには撮像面とレンズの間に入れるタイプのものがあるが、この方が使い方としては正しいのだろう。色々なカメラに使ってみたかったので、通常のフィルターのようにレンズの前面に取り付けるものを購入したので苦労することになったという事らしい。コーティングの性能の低い古いレンズが使えないことはこの前確認している。
デジタル写真を加工するソフトウェアで上の写真を処理する。周辺減光を補正する機能を逆に使うと周辺のリング状を消すことができる。使えるのはオレンジ色の枠線内くらいになるという事。
オリオンの三ツ星付近を拡大して、フィルターの効果を確認したのが左、いずれもカラーバランスを調整し、バックを黒に沈ませてハイコントラストにする等の画像処理をしている。
フィルターを使うとオリオン星雲のガスがよりはっきり写せるから、コントラストの高い画像が得られることがわかる。フィルターによって暗い星が消える心配はそんなになさそうだから良くできたフィルターなのだという事。
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