2014年4月26日土曜日
深度合成
上の写真は深度合成という方法のテストなんである。左のジンガサゴケをマクロ撮影しているのだが、少しずつピントをずらした写真を5枚撮って、これをCombineZPというフリーのソフトウェアを使って合成した。
左も同様のテストなのだが、矢印の部分にピントを合わせている。奥行きに従ってピント位置をずらし、その順番で合成を行わせる。こういう被写界深度の浅い写真からピントの合った部分を貼りあわせる手法を深度合成と呼ぶのだそうだ。このソフトウェアは良くできていて、ピント位置をずらしたマクロ撮影は被写体の大きさも変化してしまうのだが、これも調整してくれている。
マクロレンズを使った撮影であれば、しっかりとした三脚を使って、照明を使い、十分絞って長い露出を与えれば被写界深度はある程度深くできるはずだが、私が今試行している顕微鏡の撮影では接眼レンズの上にカメラの撮像素子を直接置いているから絞りが無い。こういう場合は深度合成がとても有効な方法になるはず。この写真は40倍の顕微鏡撮影だが、もうひとつ使いこなせていない。照明が不十分でもあるから、対物レンズに落射照明をとりつけようかと考えているところ。
下写真はさらに倍率を上げて100倍にしているが、光が反射しているところは合成によって不自然になってしまった。
今日は掘りごたつの天板の傷の補修と、自転車のパンク修理、散髪、びーすけの丸洗いをした。連休の初日としてはけっこう働いたと思う。
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