2015年11月15日日曜日
アストロトレーサー
Pentax K-5IIsに、オプションのGPSユニットを載せると、このカメラは手振れ防止機能を利用して短い間であれば星を追跡する機能がある。これをようやく試すことができた。自宅前の公園の街灯の光が木にさえぎられる場所を探して撮影。
キャノンを使ってきた私はペンタックスの良いレンズを持っていない。この3枚はいずれも散歩用に買ってあったタムロン28-300mm。高倍率ズームと呼ばれるレンズだが、ズーム比がめちゃくちゃ高いということはかなり無理をしているわけで、あまり期待してはいけない代物。
メーカーがアストロトレーサーと名づけたこの機能は、期待以上に良くできていて感心した。300mmの焦点距離でも1分間は星を点像に写し撮るのだから立派なものだ。1分間しか露出せずに、しかもとても明るい場所であるにもかかわらず、オリオン三ツ星のはずれにある「燃える木」が写っていてちょっと感動。これはカメラがローパスレスである事の効用なんだろう。下のアンドロメダ大星雲も黒い帯部分もなんとなくわかる。タムロンズームも、とうていシャープとは言えないものの健闘。
普通の三脚で撮れるのだから、旅行のついでに星を撮れるという感じが嬉しい。
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