2015年11月22日日曜日
セミアポ
陽のささない肌寒い一日。今朝は腰痛のせいで、けっこうつらい散歩であった。
左は先日撮ったムラサキツバメが何頭もかたまっているところ。この蝶は集団で越冬する。翅をたたむと枯れ葉にしか見えないから、私にはとうてい見つけることができないのだが、公園で良く会う虫好きの方に教えてもらって撮ることができた。寒いからおしくらまんじゅうをしているわけでは無いだろうし、集団で外敵から防衛しているというのも考えにくいのだが、なぜ集団を構成するのだろうと不思議に思ったのでNETを調べてみた。納得できる十分な解説を見つけられなかったが、集まることで熱と水蒸気を確保しやすいということらしい。
上と下の写真は、ペンタックスK-5IIsに手持ちのセミアポレンズを取り付けて撮ったもの。焦点距離200~250mm程度のレンズだが、オートフォーカスアダプタを使ったので1.7倍で焦点距離は500mmあたりだろう。レンズ径は60mmだからF値は8以上になってしまうのだがオートフォーカスは精度良く動いてくれた様子。低照度の合焦機能の向上もK-5IIsの特長の一つ。
セミアポというのも最近は聞かなくなった。高級レンズのアポクロマートには劣るが廉価なアクロマートより勝ると言われるものなのだが、異常低分散ガラスが普及してアポクロマートの値段が下がったからだろうか。暗すぎて感度をかなり上げているために画像が荒れているが、これはこれでけっこう綺麗に撮れたのではないかな。
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