2015年12月31日木曜日

大晦日


 大晦日である。あいかわらずたらたらと掃除などをしつつ、庭に来るジョウビィを撮る。
使い慣れた400mmでは少々近すぎてフレームに納めるのが苦しい。
今日の発見は、餌を投げるとジョウビィが枝から飛び降りて拾うという遊びができることだった。誰に教わったのかね。そこで、この手続きを利用して羽ばたいている瞬間を撮ろうと考えたのだが、前述のように焦点距離が長すぎる。シグマのズームを使うべきだったな。
 年末掃除の総括
  • 12/29 書庫兼収納庫
  • 12/30 トイレの換気扇,浴室壁のカビ取り
  • 12/31 自動車の内外装,自室(やや投げやり)
とこんなことをしていた。
庭の梅がもう咲いている。やはり暖冬なのか。
来年も良い年でありますように。

2015年12月30日水曜日

ジョウビタキのスローモーション撮影


 朝のびーすけ散歩でエナガを撮る。帰って撮ったものをチェックしていたら、お武家さんの総髪のような頭をした個体が写っている(上)。亜種だろうか、と一瞬緊張したのだが、エナガの頭上にあった枯れ葉の陰が頭に映っているだけでした。
左は普通に撮れたエナガ。
 エナガの群れの中にコゲラが混じっていて、これも撮っておいたら、久しぶりに頭部に赤が入っている個体であった。
どのくらいの割合で居るのかわからないが、この前撮ったのは2009年らしい。
縁起物ということにしておこう。
昨日は家の前の公園ではちらと見かけたものの、やってこなかったジョウビィ君だが、今日は拙宅庭で餌をせがんだ。来ているぞというアピールをするのである。
古いカシオを取り出して、このカメラの高速度撮影動画(スローモーションビデオ)機能で撮ってみる。画質がかなりショボイので使わなくなって久しいカメラであるが、こういう時に活躍したりするから手放せないな。

2015年12月29日火曜日

月撮影の課題について


年もおしつまってきているはずなのであるが、いつもやらないところを掃除する以外はこれといって私の周辺にはそんな雰囲気が無い。
今月褒章休暇をとったばかりというわけでもないのだろうが、長い休みも年に何回かとることが普通になってきた。育った場所が現住所だから帰省するわけでも無い。年末だから、正月だからといって特別に何かしようと企てることもしないから、ただの連休のようなもの。
もうちょっと若い時分は、会社を長く休めるのだから、あれもしようこれもしようとか考えて、もう少しわくわく感があったなぁ。
というわけで、今日もいつものように月を撮る。
この遊びを何回かやってみたところ、月全体がちょうど入る1350mm程度の直焦点では、ほぼこんなもんだろうという感じ(一番上)で納得感がある。
しかしディテールをもっと大きく写したいと思うようになるから、徐々に拡大率をあげて撮るようになる。
下の2枚は、拡大撮影法で撮った3枚くらいの画像を貼り合わせたものだが、大気がレンズのような作用をして、カメラの液晶画面の中で月の表面はぐよんぐよんと波打ったり、焦点がぼやけたりする。画面が安定してシャープになった瞬間にシャッターを切って、カリッとした画像が残るとけっこう嬉しいという、まぁそういう遊びですね、これは。
課題も出てきて、望遠鏡のピントノブを動かそうとすると画像が盛大にゆれてしまってうまく合焦できない。ピントノブに微動装置を付けて、モーターでこれを動かすか、望遠鏡に振動を伝えにくいフレキシブルハンドルのようなものでこれを動かすか。
お、休みにやることができたかも。

2015年12月28日月曜日

ジョウビィをビデオ撮影

 拙宅庭にジョウビタキ♂が安定的に現れてくれるようなので、ビデオを撮ってみることにした。
以前に一眼レフのビデオ機能を調べたら、あまり長い時間が撮れないようなので使用をあきらめた記憶がある。
今日は長くても数分で十分だから、EOSのビデオ機能で十分。
 上の動画は、花壇のそばに置いた餌台に来るジョウビタキを標準レンズで狙ったもの。まさかカメラレンズの上に載ってくるとは思わなかったので、かなり驚いた。
スローモーションにするために60fpsで撮り、編集ソフトでスローモーションにしようとするものの、調整できる幅が狭く、あまりゆっくりにならない。
 下の2つの動画は、いつも使っている400mmの望遠レンズによるもの。画面いっぱいになるので、頭から尻尾までを画角の中に納めるのに苦労する。けっこうシャープに撮れるものだなと感心する。

そういえば、「びーすけの庭」の投稿は今回がちょうど1000回目になる。このブログを作り始めたのは2008年7月だ。その前はYahooで似たようなものを作っていた。私にしては続いているな。

2015年12月27日日曜日

ポラリエ用キャリングケース


 ときどき現れるジョウビタキ♂を撮りながら、簡易赤道儀ポラリエのキャリングケースを作成する。
作成と言っても、モノタロウで購入したアルミケース(約2500円)に、シナベニアで仕切りを作っただけのこと。
三宅島に出向いたときに、ポラリエ用の部品を運ぶのに難儀した。結局北極星が見えなかったためにポラリエを使わずに終わったということも徒労感を増幅しているけど。
なるべくコンパクトになるように部品を床に並べて、ボリュームを見積もったら、だいたいW30cm×H20cm×D10cmくらいだったので、内法がそのくらいのケースを探した。
ぴったりとケースに納まると、これを持って出かけたくなるね。

2015年12月26日土曜日

年末休暇の初日


会社は年末休暇に入ったのだが、実は昨日(金)もお休みを頂いている。病院に行って内視鏡検査を受けたのだが、私の大腸に生えていたポリープは、大きすぎて後日削除となった。また下剤を2リットル飲まなくてはならない。ちょっと憂鬱。
この冬を公園で過ごすことに決めたらしいルリビタキはあいかわらずの人気。
 ジョウビタキも拙宅庭によく顔を見せるようになった。人を恐れない個体なので撮りやすい。
公園にワビスケが咲いている。この木から苔の上に落ちた花弁を毎年撮っているような気がする。
夜は月を撮る。

2015年12月21日月曜日

月(拡大撮影)

 ひさしぶりに会社に出ると疲れる。
家に帰ったら月がきれいなので撮ることにした。部分を大きく撮りたいので、拡大撮影という方法を選んだのだがピントを出すのが難しい。それにしても、こんな空が三宅島で得られればねぇ。

2015年12月20日日曜日

紅葉をひきたたせる


 公園の紅葉は、今年はパッとしなかった。寒暖のころあいがあまりよろしくなかったということか。
見慣れた鳥でも、紅葉の中にあれば、いい絵になりそうな気がして撮りたくなる。残念ながらモミジの赤は、すでにくすんでしまっているのだが、そこはそれ、科学技術の進歩のおかげでソフトウェアがなんとかしてしまう。
今日の写真は、フォトショップで彩度を調整し、モミジの赤を鮮やかに引き立てているのだが、ほどほどにしないと、シジュウカラの画像のように、昔の絵本で見かけたあざとい発色になってしまう。
9連休が終わって、明日から仕事だと考えると憂鬱になりそうなところなのだが、すでに世間は年末進行だから大したヤマ場があるわけも無い。

2015年12月18日金曜日

ルリビタキをどこにとまらせるかについて


今週は30年勤続褒章休暇をとっているので今日も出勤しない。
びーすけと朝夕の散歩をして、公園で鳥を撮っている人たちに会う。彼らはすでにリタイアしているからいつも居られるわけだが、なぜ私が平日にうろうろしているのか、聞かれもしないのに言い訳のようなことをもごもご言ったりする。
撮影スポットを餌場と完全に認識したらしいルリビタキに対して、撮影者の要望もだんだん高度になってきている。こんどはどこにとまってくれるかにフォーカスしているのだが、もう少し明るいところに出て来きてほしいから、とまりやすそうな小枝を配置したりしている。
犬の散歩のついでに、ちょっと立ち寄ってさっさとルリビタキを撮って行ってしまう(なんの苦労もしない)私はいったい...

2015年12月16日水曜日

三宅島の最終日


 三宅島の3日目。15時の最終便に乗るために、14時にレンタカーを返すまでが自由時間。気分的には朝から秒読みという感じで落ち着かない。
すでに何度か足を運んだ場所にもう一度行ってみる。
左は再訪した大路池で見た猛禽なのだが、なんだか良くわからない。
島はメジロが多い。シチトウメジロと呼ばれる亜種で、クチバシが本土のものより1mm長いのだそうだ。
島の海岸の一部は、過去の噴火による溶岩によって覆われている。そこにイソギク株がへばりついてきれいな花を咲かせている。
シーズンオフだからなのだろうが、なんとなく寂しいところだった。道路や護岸のような公共工事ばかりが目に付く。漁業以外にこれといった産業が無く、もう一つの柱だった観光は雄山の噴火以後客足が遠のいて復活しきれていないのではないか。
コンビニも無い島だが、公共サービスは都下らしく充実しているし、落ち着いた生活がしたければ良いところかもしれない。

2015年12月15日火曜日

オーストンヤマガラ




 三宅島2日目。といっても、朝3時から動いているから日付の感覚が少しおかしくなっている。
アカコッコ館という野鳥観察センターに入ってみる。大路池という島の水源池のそばに建っている なかなか立派な施設である。
学芸員さんに三宅島の概要をご説明いただいてから観察コーナーのようなところに移動し、しばらくするとオーストンヤマガラがやってきた。きれいなキセキレイも水を飲みに来ていた。

隣接する大路池を一周する。途中でアカコッコが飛び出すが写真は間に合わない。上空を猛禽がゆっくりと旋回する。天気はすっかりよくなって青空が広がっていた。やぶの中のウグイスを撮る。

 車で伊豆岬からメガネ岩と数箇所の漁港をチェックする。
左は小さな漁港でみかけたチョウゲンボウ。拙宅のそばで通年観察できる鳥だが、やはり島育ちは顔つきが違うような気がする。
漁港には定番のイソヒヨドリが居る。雄も雌も比較的近い距離でとらえることができた。
今回の遠征ではミサゴの猟が撮りたかったのだが、これは適わず。ノスリを遠くにとらえる。


2015年12月14日月曜日

三宅島でふたご座流星群


 三宅島に行ってふたご座流星群の写真を撮ることにした。
事前の予報は曇りか雨で、調布から19人乗りの小さな旅客機で三宅島に渡った午前中はどんよりと曇っていた。
 三宅島空港で予約していたレンタカーに乗り換えて島を一周する。海岸沿いの周回道路は全長20kmくらいだから、この島を一周するのに1時間もかからない。雲は厚い。
夜間に出入りするのでコテージを借りたのだが、宿泊しているのは全員ビジネス客で、鳥と星の写真を撮りに来ているようなお気楽は私だけ。そういえば飛行機にも観光客らしきは居なかった。観光シーズンでは無いことは確かだけど。
 夕食後の8時くらいには早々に布団に入り、22時にセットした目覚ましに起こされて空を確認。曇天なので3時にセットしなおしてまた寝る。
3時に起きると、雲量は7くらいで一部に星が見える。機材を車に積んで、日中下見しておいた富賀(とが)海岸に出向く。
今回は3台のカメラを用意している。

  • 固定撮影用:EOS7DmkII+Sigma18-50
  • ポラリエ用 :EOSx5+Tokina11-20
  • アストロトレーサー用:PentaxK-5IIs+Tamron70-200
北極星が見えないので簡易赤道儀ポラリエのセッティングができない。X5+Tokina11-20で固定撮影を行う。20秒露出を連写モードで自動撮影させる。空はかなり暗いのでISO3200。
 しばらくすると雲量が5くらいまで下がったので7DmkII+Sigama18-50にも固定撮影を行わせる。18mmなので露出は15秒とする。
肉眼で流星を20~30くらいは確認できた。写真をチェックすると人工衛星と飛行機がたくさん写っている中、群内流星もいくつかとらえていた。
まぁ来た甲斐があったかな。


2015年12月13日日曜日

アストロトレーサーのテスト(第2回)


昨晩の晴れ間に撮ったアンドロメダ大星雲。家の前の公園で撮影。使用したのは、ペンタックスK-5IIsとタムロン70-200/2..8。K-5IIsのアストロトレーサーで30秒追尾した画像5枚を合成。街灯の作る木立の影が、地面をまだらに彩っているような場所だから、これだけ撮れれば文句は言うまいというところだが、少し星像が流れている。
下も同じ機材で撮ったオリオン星雲。下から街のあかりが押し寄せている。けっこう暗い星まで写っているのだが、「燃える木」はかろうじてわかるものの、「馬の首」は見えない。

2015年12月6日日曜日

ヒカンザクラ?


ヒカンザクラだろうか、公園に咲いていた。妙に暖かい日もあるので開花が早まっているのかな。
公園でみかけたウグイス。この前は目の前で撮れたのだが、この鳥はシャイなので、こんな風に枝や葉の後ろにいるところをかろうじて撮ることになる場合が多い。



先週見た個体と同じだと思うがカマキリ。まだがんばっている。
水路でハジロカイツブリ。ここで見るのは珍しい。まるまっちくてかわいいやつ。