2008年12月12日金曜日

月暈

月に大きな暈(かさ)がかかっている。適正な露出がよくわからないので、とりあえず色々なパターンで撮って一番見た感じに近いものを選ぶ。暈があまりはっきりしないが、これ以上ゲインをあげると月が膨張してしまう。ネットで調べると暈の直径は常に一定、視直径44度なのだそうだ。なんでだろう。
星や星座の大きさは、この視直径と呼ばれる視点からの角度であらわす。ちなみに太陽と月の視直径はほぼ同じで、つまり同じ大きさに見える。太陽は月よりもはるかに巨大なのだが、月よりもずっと遠くにあるために偶然同じ大きさに見えるわけだ。こうした偶然を、「あらまぁ数」と呼ぶ本を読んだことがある。翻訳ものだったはずだが、苦労がしのばれるものの、すわりの悪い日本語に訳したものだなぁと記憶に残った。元の英語は何だったのだろう。

2008年12月10日水曜日

ムラサキツバメという名の蝶



ムラサキツバメという名の蝶が、近くの公園で集団越冬しているという記事が新聞に載った。名前にツバメとあるけれど蝶なのだ。この奇妙な名前のおかげで、夏から秋にかけてヘタクソ写真の被写体を蝶類から鳥類へとシフトしていた私は非常に混乱した。
ネットでこの蝶の写真を探したところ、私も偶然だが撮っていたことがわかった。写真は11月23日自宅の庭にて、足拭きマットにとまっているところ。確かにビロードのような羽を持つきれいな蝶だった。調べようと思って忘れていたもの。足拭きマットの背景が可笑しい。朽ち果てた感じの洗濯バサミも生活感があってよろしいかと思います。

2008年12月7日日曜日

集結する望遠レンズ


びーさんの定番コースの公園。最近カメラを持ったご高齢の方が目だつ。小さなデジカメもあれば、うん十万の超高級望遠レンズ搭載の一眼レフを携える方もいる。目的は私と同じく小鳥をねらっているか、さもなければもう終わりという感じの紅葉を撮りにきているようだ。左上はメジロである。黒いシルエットの中に特徴の目玉だけが光っているのがおかしい。

今日はオナガとコゲラに出会った。オナガは大柄だがスマートで美しい(左上)。図鑑を見るとカラス科。ちょっと意外だが、大きな頭部などプロポーションにはカラスと共通の特徴があるようにも思える。コゲラはキツツキ科の小鳥だ。見つけた瞬間、その動作からキツツキであることは私でも理解できた。興奮してしまってピンボケになった...(右下)
ルリビタキといい、コゲラといい、どうも即応性に欠けるなぁ。

2008年12月6日土曜日

早起きは

早起きは三文の得。びーすけの朝の散歩を少し早めに出たら、初めて出会う小鳥がめじろ押し。まぁメジロもいたんだけど、すでに掲載したから今日はパス。これはシジュウカラ。胸のネクタイ柄でたぶん雄。

ルリビタキの雄です。寒くなったので山から降りてきたんだね。瑠璃色の羽がきれいです。残念ながらピントが甘かった。カメラ使いこなせてません。



ジョウビタキの雌だと思います。背中から尾にかけて鮮やかなオレンジ色が入っています。写真としては、今日一番の収穫。(上下とも)


2008年12月5日金曜日

また散財ですか...

左は先週末に撮った別のショットのトリミング。拡大すると星像が四角い事に気づいた。もう少し解像度(画素数)が欲しい。 今のカメラは5年間使っている。高級品では無いがレンズも何本かあるのでEOSの後継機種を購入した。秋葉原はボーナスシーズンの今が一番安い。しかし賞与額も確認せずに愚かなことである。カメラを5年で更新するというのは、ずいぶん短いような気がする。フィルムカメラの時代は少なくとも10年以上は使い続けたものだ。 ともあれ高額消費財購入は景気浮揚に貢献する。630万画素は1220万画素へと劇的向上する。背面の液晶で合焦できるのも老眼性乱視には嬉しい限り。良いことづくめではないか... これから月齢は望に向かうが、明晩の晴天を祈りつつ今日は寝ることにしよう。

2008年11月30日日曜日

星の写真を撮る


オリオン座を撮影した。星の写真はなかなか面倒なのである。
まず星の弱い光を蓄積するために露出時間を長くする。今回のは2分程度。この間に星の像が地球の自転で流れないように追跡する。このためにモーターを搭載した赤道儀という道具を使う。デジタル一眼レフの撮像素子であるCMOSは、長い時間露出するとノイズを発生する。カメラに蓋をしてダークフレームと呼ばれる画像を撮っておく。ダークフレームはそのときの撮影環境で発生したノイズが記録されている。撮影した星の画像からダークフレームを減算してノイズを減らした画像を作成し、さらにこうして撮った数枚の写真を加算合成することで弱い星の光をさらに復元する。最後にフォトショップで調整する。
オリオン座のM42星雲は非常に明るいので双眼鏡でも見ることができる。明るすぎるために、露出時間が長いと白くつぶれてしまうので、短い露出を重ね合わせる方がディテールが良くわかる画像になる。実はM31(アンドロメダ大星雲)も同じような撮り方をしたのだが、ほとんど渦状の雲が写らない。暗く淡い対象は長い露出が必要ということ。撮影した場所は自宅前の公園なのだが、非常に明るいので淡い天体は難しい。
かのように、天体撮影は面倒くさいのであるが、実は面倒だから楽しかったりする。

鳥です。あいかわらず


鳥の写真も少しは上手くなってきたような気がする。 コツ=とりあえず(駄洒落ではない)シャッターを切ること。ピントがどうだの露出がどうだの考えているうちに視界から居なくなってしまう。
左上はヒヨドリ。右上はツグミ。下はメジロ。ヒヨドリとメジロは良く見かけます。昨日の鳥居の項で載せた瓦屋根に近い電線の鳥もヒヨドリ。

2008年11月29日土曜日

鳥居の話

鳥の写真を撮っていて、以前「鳥居」について調べたことを思い出した。古いネタだがデータが残っていたので掲載する。
祖父が建築設計を生業としていた関係で、建築に関する和書が数冊遺されている。その1冊が「工匠技術の懐」。明治時代のベストセラーなのだろう、古書として珍しい本ではないようだ。
「くずし字解読辞典」を購入して解読を試みる。「この字がとても似ている」といった照合は、思い返すと図鑑から目当ての鳥や虫を探す作業によく似ている。なかなか楽しいものだった。本書冒頭の神明型の鳥居は、私でも(*印を除いて)なんとか判読した。

内宮鳥居の柱大さ下乃(したの)間(ま)中墨(なかすみ)にて壱寸壱分取(とり)上
にて壱分ほそく造りてころ飛(び)なし貫の幅はし良(ら)
大さなき八分厚さ三分奈里(なり)笠木能(の)大さ柱におな
じ長さ*柱の真ゝ越(を)三ツ丹(に)割一ツ分を柱乃真よ
里外へ出寿(す)なり笠木ぬきの間者(は)はしら壱本を挟(はさむ)
なり神明鳥居にはがく徒(づ)か亀腹等**なきもの
奈利(なり)礎等にはいたすべかくに土中より石を据る奈利

「奈利=なり」といった変体仮名は、1900年の小学校施行規則改正以後の教育を受けた者にはなじみが無いから苦労する。
文字がわかっても意味がよくわからない。そこで建築学会の図書館で江戸時代に書かれた有名な木割の書「匠明」の解説本を調べると、ほぼ同じ内容の記述が見つかった。その読み下し解説から以下のように理解することができる。

内宮鳥居の柱は、太さを下の間(根元部の柱芯々間距離)の一寸一分取(下の間の11%)とし、上端で一分(10%)細くする。柱に傾斜(転び)は設けない。貫は、せい八分(柱の8%)厚さ三分(同3%)とする。笠木の太さは柱と同じ。長さは柱芯々三等分長さを柱芯より外側に出す。笠木と貫の間は柱一本分の間隔を設ける。神明鳥居には額束(笠木貫間の短束)や亀腹(饅頭状の束石)などは無い。基礎部分は土中に礎石を置いて掘り立てにする。

1尺=10寸=100分の関係を使って百分率を表現している。鳥居のプロポーションは両側の柱スパンが決まると一意に決定する。なるほど木割は合理的なものだと感心する。
当時の私はけっこう暇だったらしく、添付の図面も参考にしてこんな絵を作っている。この比率で三次元モデルを作り、景観作成用の3Dソフトウェアに配置したもの。岩や樹木もパソコンが生成している。ソフトも良くできているが、この鳥居は確かに良いプロポーションだと思う。

2008年11月24日月曜日

午後から雨

三連休の最終日は午後から雨になった。 昨日に続いて鳥の写真が撮りたかったのだが、午前中に家の周りでちょっとだけ。(いつも家の周りだけなんだけどね) 灰色の空を背景にすると、なんとなく寂しい光景になるなぁ。 電線の上で見つけたのは「ツグミ」。モズだろうと思ったのだが、この羽の色は「ツグミ」だ。かわらの上で偉そうなのは椋鳥。写真を大きくして見ると、結構凶暴な感じの顔つきをしている。大群をつくったりするところも威圧的で、ギャングな印象。

電線におけるドバト夫妻の会話。
♂:「あの人写真撮ってるね」
♀:「ハトには肖像権って無いのかしら」
♂:「それって問題?」
♀:「かってに私の写真がネットで使われるとか...」
♂:「使われたとしても、それ見て君だってわかるかな」
♀:「少なくとも私の知り合いはわかるわよ。親戚のおばさんとか..」
♂:「おばさんネットやってんの...」

2008年11月23日日曜日

カレンダー

気に入った写真をデスクトップの壁紙にしょうかと考えて、こんなものを作ってみた。こういう気まぐれでやることは私jの場合は長続きしない。1024X768サイズ。

公園にどなたかが寄贈された花。「皇帝ダリア」という名前だそうです。

メジロとシジュウカラ


庭でびーすけと遊んでいたら、公園で盛んに小鳥がさえずっている。
望遠レンズで小鳥を捕まえることにする。 これはメジロ。2羽ならんでいるのはつがいなのだろう。メジロはその名のとおりで、白目が目立つ愛嬌のある顔をしている。
よその家なんだが、庭の柿を無断飲食しているのはシジュウカラ。図鑑によればゴジュウカラという鳥もいるらしい。あはは。
幼鳥の特徴を示している。なかなかハンサム。

びーすけはこのベンチが好きで..というか、ここに座ってなでてもらうのが好きなんだ。

2008年11月22日土曜日

水面



水面に映った風景が好きで、こういう写真は結構撮ってしまう。
複雑な光線反射なのだろうか、ファインダーとパソコン画面では、ずいぶん違った印象の絵になるので面白い。昨日の晩は雲が少なく、星がよく見えた。望遠鏡を庭か公園に運んで写真を撮ろうかと考えたが、ちょっとおっくうになって明日にすることにした。残念ながら今晩は曇り。くやまれる。

びーすけは散歩の途中でビーグルと遭遇。12歳だそうだ。ご高齢である。こうしてみると、やっぱりびーすけは大柄です。

フォトショップで遊ぶ


先日フォトショップの調整を少し強めにしてみたら、割と面白かったのでもう少し遊んでみる。
左の写真は、風景として撮った木々の絵を、逆さに回転させて水面の反射のように合成している。
もっと単純な例ですが、昔の児童書の挿絵のようなびーすけの肖像。

運河の水面の写真を加工して和風の背景を作る。
アースカラーでブラシを吹いて、ピクセレートで粒状にし、さらにストロークをかけると、なにやら落ち葉のような模様ができる。
これを背景の前に配して図案のようなものを作りました。
年賀状という感じではないね。