2009年7月22日水曜日

4ビットの共感



夕刻あらためてNHKの皆既日食を観る。様々な人が様々な興味を持ってこの日に臨んだことは興味深いものがあったのだけど、この天体ショーが太陽が隠れてまた出てくるだけのひどく単純なものだけに制作側は苦労した印象。日蝕現象にえらく入れ込んでいる特殊な人物のエピソードを取り上げられても、(この私でさえ)共感もなければ感心するわけでもないからつまらない。
日蝕が終わってしばらくすると、また小雨模様になった。その中をびーすけと散歩する。こやつも先日5歳になってだいぶ落ち着いた。しかし外で飼っていると夕食後は朝まで孤独な時間になるから、けっこう寂しそうな顔をする。
夜は高校生の次男と「大人の科学」(学研)で遊ぶ。4ビットパソコンが付録。簡単な命令を16進数で打ち込み、実行結果を基板上のLEDやブザーで確認できる。8ビットパソコンで遊んでいた頃を思い出させる私にはとても懐かしい代物なのだが、次男はカードゲーム機の原始的なものと認識したらしい。ここいらへんの感覚も共有できないものである。

0 件のコメント: