PENに革製のストラップを取り付けた。使い込むとアメ色になるのだそうだ。一眼レフのような大きなグリップが無いから片手で操作するのは不安がある。だから落下止めのストラップは必須。クロコブラウン貼り革キットといい、キャメルのストラップといい、どうも懐古趣味であったり、デコラティブであったりで私らしくない。マウントアダプタを介して装着のレンズは1976年に販売された中古品であったりするが、これは安いから。
レンズを除いてPEN(E-P1)の外観に似合うものを選択して行くとこうなったのだが、PEN自体の購入にあたっては、懐かしい形をしているから選んだわけでは無い。E-P1は1959年以降に販売されたハーフサイズカメラシリーズの外観を意識的に踏襲しているが、それは私にはどうでも良かった。手にした後で、ライカ風のデコレーションとか面白くなったけれど...
レンズ交換式カメラとしてコンパクトデジカメを大きくすれば良いのか、ミラーを持たない一眼レフとして小型化すれば良いのか、考え方のアプローチは色々あるのだろうが、同じマイクロフォーサーズのパナソニックがだいたい同じ大きさだから、このあたりが機能的には必然なのかもしれない。大きなレンズを搭載することを想定すればこれより小さいと構えにくい。しかし薄型のパンケーキレンズを付けたとしても、日々持ち歩くには少々大きく、ぎりぎり妥協できるあたりなのではないか。
マイクロフォーサーズカメラを設計しようとしたら、昔よく売れたハーフサイズカメラに近いサイズと外観になって、オリンパスはその蓄積を活かすことができたということなのだろう。レトロ趣味層への訴求を狙ってもいるのだろうが、私はうまくまとめたきれいな形だと思った。前述のように、このカメラはオートフォーカスであっても片手では持ちにくいが、上写真のように両手で丁寧に構えると扱いやすい。たしかにカメラが高級な趣味だった時代を懐古させる形ではある。
上のびーすけは、PENに古いツァイスの中古レンズを取り付けて先日撮ったものを、Picasaのエフェクトで懐古趣味に仕立てた。びーすけ古い白黒テレビに出演の図。
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