2013年6月15日土曜日
セーヌ川
パリの最終日。空港行きの車がホテルを出るまで8時間ほどある。今日はのんびり過ごそう。
朝食をすませてすぐに地下鉄でアラブ文化研究所に行く。学生の頃にこの建物の外壁を知って、一度実物見てみたいと思っていた。左は内側から撮ったものだが、カメラのシャッターのような構造になっていて、透過する光の量をコントロールできる。
アラブ文化研究所はシテ島のそばなので、歩いてノートルダム大聖堂へ向かった。後姿の方が良いと言う人が多いこの建物。確かにフライングバットレスがダイナミックに建物に突き刺さっているのはこちら側。
建物の側面をまわって正面に向かう途中でガーゴイルを鑑賞。面白いなぁ。雨どいなのだそうだが、ぜひ雨の日に見たい。
土曜日だから大聖堂の入り口はたいそうな行列だったので入るのはあきらめた。
昨日と違って、明らかに人通りが圧倒的に多く、ドイツ語や英語や中国語が頻繁に耳に入ってくる。パリは観光地なのだ。
建築遺産博物館を教えてくれた人にお土産を買おうと考えて、博物館までセーヌ川のほとりを歩く。川面の側道は人通りがほとんどなくて静か。ところどころにあるベンチに腰掛てはぼんやりする。もうどこにも行く気は無いと決めてしまうと、時間はたっぷりある。
そうそう、パリでスケッチというのをやってみたかったのだよ。これはぜったい後々の自慢になるぞ。(おそまつ君のイヤミみたいだね)
ベンチに腰掛けて、対岸のオルセーを鉛筆でスケッチ。不純な動機で始めたものだから、案の定途中で飽きてしまう。本来公開に値しない出来だが、まぁ良い思いでにはなったかな。【6月22日 記ス】
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1 件のコメント:
これからは名前を短縮 古い話で碌な事は思い出さないけど、大聖堂の周りを複数のアフリカ系の男性が掃除をしてたなあ。ドイツも同じだけど3K仕事はアフリカ系やイスラム系の人が殆ど。移民で持ってる国だなあと思ったっけ・・・。
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