昼食後 海岸でチョウゲンボウを撮影する。雄と雌の両方が精力的に餌を探しているから、雛はもう孵ったのか、雄の働きが悪いので雌も餌探しに出ているのか。どうもチョウゲンボウを追いかけていると、他所の夫婦仲を詮索しているような気持ちになる。
ここまではいつものEOS7DとEF400/5.6L。
今日は天体望遠鏡のBORG100EDを持ち出すことにした。口径10cmの望遠鏡に対物レンズをはずしたジオマを取り付けて正立像にし、45mmの標準レンズを付けたE-PM2でコリメート撮影をする。合成焦点距離は1440mm。さすがにこれは自転車では無理なので原付で運ぶことにした。
左の写真の上がこの構成で撮ったもので、下が比較のためにいつもの400mmで撮ったもの。
3.6倍の焦点距離だから画角がとても狭くなる。E-PM2には焦点距離45mmの標準レンズ(M.ZUIKO45/1.8)を取り付けているのだが、オートフォーカスが効くと言っても望遠鏡側の焦点をマニュアルである程度合わせることが前提になる。カメラ側の調整しろは大したことは無い。
左は、被写体をほぼ同じ大きさにして比較したものだが、やはりEF400の解像がとても良いことがわかる。1440mmもうまく行く時はうまく行くのだが、望遠鏡側の合焦がやはりとてもシビアだ。架台の剛性が不足しているので、ピントノブを回そうと望遠鏡に触ると、画面が大きく揺れてしまって、年寄りには結構つらい作業なんである。天体望遠鏡用の経緯台を出すかどうか迷うところ。
焦点距離が長い分、露出不足になりやすいから E-PM2の画像のザラザラした感じがチョット目立つ。EOSの方が良い結果を残した記憶もあるので、明日はカメラをEOSkissX2に代えてみよう。そこで夕食後に月で比較してみた。あんまり違いがよくわからない。
まぁやってみようか。10cmの天体望遠鏡を持ち出して自転車による遠征もあきらめたのだから、もはやカメラが小型かどうかはどうでも良いことになってしまった。
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