2010年5月16日日曜日

チュウシャクシギ


夕方、子供と観察センターへチュウシャクシギを見に行く。このシギはオーストラリアで越冬し、この季節に北上してシベリアで卵を孵すのだそうだ。
渡りの途中、日本で一休みするために、夕刻この干潟にやってきて寝るとの事。日没前の6時過ぎに東の空から数十羽が飛来した。干潟の上で1~2回旋回すると海水が達しない小高い部分に着地する。下の写真には数種類のシギが写っているが、着地寸前の鳥がチュウシャクシギ。
「チュウシャクシギのねぐらツアー」というお題だったので、秘密めいた場所をそっと教えてもらえるのかと期待していたのだが、広々とした干潟が「ねぐら」だったのだ。と言ってもがっかりしたわけではない。この時期だけに見ることができる貴重な刹那。

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